西の空へ 16日 山口から神戸へ

かるの

2008年09月06日 08:22

 7:10津和野駅~

 昨日の昼から何も食べていなかったので、電車に乗ってから昨日買った和菓子を食べて空腹を紛らわす。

 山口線に乗り津和野を発つと、木々に周りが囲まれ全く景色が見えない。電化線ではないので大丈夫だろうが、木の枝や蔓が線路の周りの柱に絡みまくっている。
 車で来た時もそうだったが、津和野の街は着くまでに全く周りが見えず、何も分からないまま山の中を走っていたらいつの間にか到着、という感じである。

 何時しか雨が降り始めた。


 山口線沿線には小さな風情ある駅が多い。


 篠目駅のレンガ造りの給水塔。SLが走っていた時の名残である。
 松本清張の小説「砂の器」がテレビドラマ化された際に、島根県奥出雲町の「亀嵩駅」の設定で、撮影に使われたとの事。

 8:19山口駅

なぜか周辺高校の制服イラスト?


(暗すぎたので、やや加工しています。)

 11時にやまぐち号が来るので、それまで周辺を散策。

時間も早いし、お盆休みというのもあって寂し過ぎるアーケード。


 
 これが本来の姿ではないと信じたいが…。


 商店街の中で唯一やっていた和菓子屋さんでお菓子購入。


 商店街は寂しい感じがしたが、歴史ある道のようで、萩とを結ぶ街道沿いに形成された商店街であるそうだ。
 山口は戦国以後の毛利氏よりそれ以前の大内氏の街づくりが名残深いようで、どちらかというと「大内氏ゆかりの…」という説明が多いようだ。
 
 明との貿易で栄えた大内氏。その財力で有力な寺社を勧請した。ここもその一つ。

山口大神宮

静岡からと言うと驚かれ、しかも二回目というと更に驚かれた。


 だが、萩から一時期拠点が移された時期があり、その名残の門。ここを幕末の長州藩士も通った。


山口県庁


 商店街でやっている店が無かったので、仕方なくコンビニで弁当購入。


 やまぐち号は止まっているよりも、走っている勇ましい姿を撮影したいので、この通過する駅のホームにて待ち構える。
 時間が近づいてくると、撮影目的の人が集まって来た。しかし狭いホームは怖いです。


 遠い写真で申し訳ないです。この写真撮ってから動画の撮影に切り替えたもので…。

 11:21上山口~12:10新山口12:34(山陽本線)~

 乗った車両は下関発。岡山までの5時間近くノンストップ。スバラシイ!


 私の尊敬する民俗学者・宮本常一の出身地である周防大島です。(14:17)
 この辺りからウトウトして記憶が無い。

 18:06岡山

 岡山駅周辺を散策。
 携帯の充電を販売店に頼む。
 この辺りからスーパーを見かけるたびにチューハイを買って飲むようになる。

 20:29~22:36三ノ宮駅
 
 ここで降りたのは神戸在住の友人に会う事なのだが…友人はホテルで働いているので帰りが遅い。それに盆休みと忙しい時期なので遅いとは聞いていたが…本当に遅い。繁華街をウロウロしていたが、それすら人気が少なくなって来た。

 会えたのは2時半!しかし友人もテンションが上がっているのか、それから居酒屋で食事し、4時半近く。それに酒を飲んでしまったから自宅に帰れないとネットカフェ泊。
 ネットカフェも満員に近いと言われ、空いているのがペアシート。野郎二人がペアシートに入って寝ているというのも…。しかし久しぶりにシャワーを浴びれた。

 続く…

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