ホントに歩く東海道 小田原~湯本編 ①

かるの

2015年02月28日 08:19

 散歩かふぇ ちゃらぽこさんと風人社さんの「ホントに歩く東海道」の小田原から箱根湯本までの会に参加しました。
 小田原を歩いてみたい、という友人も誘い参加しました。

 小田原駅にて集合し、まずは小田原城北側にある八幡山へ。
 北条氏以前の大森氏時代からの本来の小田原城とも言われる。

 八幡山からの小田原城


 では、改めて小田原城内へ。



昭和35年に天守が鉄筋コンクリート構造によって外観が復元された。ただし、天守の本来の姿を忠実に再現するものではないことから、木造での復元が構想されている。

城内は所々に動物園の名残がある。城跡って動物園になってる例がアチコチで見られるな。
小田原城跡には松の巨木が多い。江戸の描かれた古絵図にも本丸に松が描かれているのは、籠城時の燃料確保のためか?

昭和46年に外観復元が為された常盤木門

上は天守側から。下は外側から。


小田原市の天然記念物に指定されているイヌマキの大木

推定樹齢は400年、幹回りが5mほど。捻じれてるのが迫力ある。

関東大震災の時に崩れた石垣

小田原城は何度か訪れていますが、これは初めて見ました。ガイドが無ければ気付かなかったかも。

先程の崩れた石垣がある側には小田原市立図書館がある。小田原市立図書館は神奈川県内で4番目に開館した、50年以上の歴史を持つ図書館で、1959年に開館した現在の建物は昭和レトロな雰囲気。

入口を入ってすぐ左手に一人の人物の胸像がある。

星崎定五郎なる人物で、小田原市出身。戦前に20歳でアメリカに移民し、事業に成功。
幼少の頃に貧しさから勉強の機会に恵まれなかったので、子供の勉強と楽しみの為にと、星崎氏の5万ドルの寄付(当時1800万円)を元に、この建物が造られた事を記念し、星崎記念館という命名がなされた。

では城内を後にし、市街地へと向かう。

続く…。

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