メルマガ購読・解除
 
アクセスカウンタ
オーナーへメッセージ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 7人
プロフィール
かるの
各地で歴史講座を展開中。歴史を知る事で、人生や地域が豊かになる事を目指して。
フリーマガジン「道の駅」にも寄稿中。
no">

スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2016年08月31日

本日講演 「憲政の行方  ~軍靴の響きと言論と~」 沼津市 高嶋酒造にて

 本日18時半より講演致します。

 内容は「憲政の行方  ~軍靴の響きと言論と~」です。


(戦争方針に対して軍部の批判を行った斎藤隆夫)


 世界の一等国と呼ばれる様になった日本は、成熟した議会政治が行われるようになった。しかし、多くの人が更なる政治的権利を求めるようになると、不安定な憲法上の不備は、やがて政治機能の不安定化と腐敗、軍部の権限強化に繋がっていく。
 大正デモクラシーによる政党政治から大政翼賛会へ向かう政治勢力の変化、そして日本国憲法へと追って行きます。


 「大正デモクラシー・憲法論・議会政治・大正から昭和時代」に関心がある方にオススメです。


 参加費:700円。

 時間:18時30分から

 開催場所はコチラ・沼津市原の高嶋酒造にて


 ※駐車場がありません。公共交通機関での来場をお願いします。(JR原駅から徒歩5分)

 ※申し込みは高嶋酒造へメールでお願いします。「info★hakuinmasamune.com」(★を@に換えて下さい。)
 

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 09:27Comments(0)世間士として

2016年08月28日

空を見上げて 浜松まつり ①

 天気が良いので浜松まつりに行ってみた。
 浜松駅に着くと、シャトルバス乗り場には長蛇の列が出来ていたが、頻繁に出ていたので延々と待たされる感じではなかった。
 
 会場の中田島砂丘に到着。


 浜松まつりの顔出しパネル




 最近整備された津波避難地の高台かな。


 上に登ると、この上で凧あげをしている人が居た。

 
 もう既に数多くの凧が揚がっている。

 浜松まつりの名が付いたのは戦後の昭和25年で、それ以前は凧あげ祭り、凧祭り等と呼ばれていた。

 会場に行く前に、砂丘を散策。


 風紋が魅惑的




空に浮かぶ凧を見続けているのは、何とも言えない浮遊感になります。


続く…


  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)店主

2016年08月26日

9月3日講演 「幕府流転 天下相食む下剋上」 三島市 カフェうーるーにて

9月3日9時から三島市のカフェうーるーにて行います。
  内容は「幕府流転 天下相食む下剋上」です。


政変によって京を追われた後も再び将軍に返り咲いた室町幕府10代将軍・足利義植


 室町時代末期、足利将軍の権威は失墜し、将軍ですらそれまでの部下に幕府を追い出される有様であった。それでも力を取り戻そうと、策を巡らし自ら戦場に赴く者も居た。
 華々しい戦国大名の活躍の陰で衰退しつつも、戦国時代の鍵を握っていた足利将軍の末期と、「天下人」と呼ばれる者たちの動向を語ります。

 「室町時代後期・下剋上・戦国時代・足利将軍に関心がある方におすすめ。」


 会費:500円+ワンドリンクオーダー

 時間:9時から11時半予定

 開催場所はコチラ・カフェうーるー(三島市南本町13-30 ☎055-981-5539)

 参加の申し込み不要。
 問い合わせはオーナーメール、もしくはうーるーさんへお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:18Comments(0)世間士として

2016年08月25日

石油の里へ ⑨



12:35矢代田駅にて乗車。

13:02東光寺駅にて


13:22長岡駅着。13:48乗り換え。

浦佐駅の先にて八海山を望む。


上越国際スキー場駅近くのスキーリゾートの風景


岩原スキー場前


越後中里駅近く。

湯沢中里スキー場の客車を用いた休憩室。

15:35頃、土合駅近くで停車し、その時に下り線との位置関係を確認している人で賑わっていた。

15:46水上駅着。15:53にて乗り換え。

岩本駅近くの綾戸ダム。

ダムというか水路式の発電所ですね。

沼田市は河岸段丘の様子が見てとれます。


利根川の流れが豪快です。


16:56高崎着。16:59乗り換え。
後は殆ど寝てました。20:24小田原着。20:46乗り換え。21:27三島着。帰宅。  


Posted by かるの at 08:01Comments(0)店主

2016年08月24日

8月31日講演 「憲政の行方  ~軍靴の響きと言論と~」 沼津市 高嶋酒造にて

 8月31日18時半より講演致します。

 内容は「憲政の行方  ~軍靴の響きと言論と~」です。


(平民宰相として親しまれた原敬)


 世界の一等国と呼ばれる様になった日本は、成熟した議会政治が行われるようになった。しかし、多くの人が更なる政治的権利を求めるようになると、不安定な憲法上の不備は、やがて政治機能の不安定化と腐敗、軍部の権限強化に繋がっていく。
 大正デモクラシーによる政党政治から大政翼賛会へ向かう政治勢力の変化、そして日本国憲法へと追って行きます。


 「大正デモクラシー・憲法論・議会政治・大正から昭和時代」に関心がある方にオススメです。


 参加費:700円。

 時間:18時30分から

 開催場所はコチラ・沼津市原の高嶋酒造にて


 ※駐車場がありません。公共交通機関での来場をお願いします。(JR原駅から徒歩5分)

 ※申し込みは高嶋酒造へメールでお願いします。「info★hakuinmasamune.com」(★を@に換えて下さい。)
 

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2016年08月23日

石油の里へ ⑧



この金津油田を経営した中野貫一の住宅は現在、貫一が蒐集した美術品を展示する中野邸美術館となっている。



中も見たかったが、時間の関係で断念。

野外を展示物を見る。

ケーシングパイプ

掘削した油井が崩壊しないように、穴に差し込んで支えるパイプ。

パイプライン

採掘された原油は現在のJR矢代田駅や、信濃川の小須戸船着き場に送られて、そこから製油所へと送られた。

ブルホイール

油井の採掘での重量物の上げ下ろしに使用していた。動力の無い時代には牛の力を用いていた事からブルホイールと呼ばれる。

平成8年まで使われていた油井であるが、モーターによってポンプが上下に動き採掘の様子がわかる展示物となっている。


石油が生成されたのは恐竜の時代ということで、恐竜を模した休憩施設・古代館。


此処で石油の里を後にする。

矢代田駅から新潟平野を望む。


続く…
  


Posted by かるの at 08:02Comments(0)店主

2016年08月22日

8月21日 散歩かふぇ ちゃらぽこ講演 「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」 参考文献

8月21日、散歩かふぇ ちゃらぽこにて「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」についてお話させて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 
 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「ドキュメント 太平洋戦争への道/半藤一利 」

 「第二次世界大戦 ヒトラーの戦い/児島襄 」

 「グスタフ・マンネルヘイム フィンランドの白い将軍/植村英一」
 
 「世界の歴史28 第二次世界大戦から米ソ対立へ /油井大三郎・古田元夫」

 「聖断―天皇と鈴木貫太郎/半藤一利」
 

 
 ご参考にしてください。


※次回の散歩かふぇ ちゃらぽこでの講座は9月18日15時から、「二つの天を抱いて 太平は夢の如く」と題し、鎌倉幕府の倒幕運動から、南北朝の分裂からその合一に至るまでの時代についてお話しします。
  


Posted by かるの at 08:19Comments(0)世間士として

2016年08月21日

本日講演 「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」 散歩かふぇ ちゃらぽこにて

 本日15時より散歩かふぇ ちゃらぽこにて講演致します。
内容は「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」です。


終戦へ取り組んだ鈴木貫太郎首相


 世界中を戦争に巻き込んだ第二次世界大戦。枢軸国側は連合国に押され、やがて敗北を意識する。しかしどんなに勝ち目が無いとしても、勝利の望みを捨てる事は味方からも許されざる事である。もしくは、戦いに勝利していても、政治的に敗北する事もある。
 敗戦国となった国々が、どうやって敗北を受け入れていくのか。今の国際情勢にも繋がっている敗戦の形を見ていきます。

 「第二次世界大戦・国際政治・軍事」に関心がある方にオススメ。
などに関心がある方にオススメです。

 会費:1500円(ドリンク付き)

 時間:15時から

 開催場所はコチラ・


 ※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。


 申し込みはオーナーメール、もしくはちゃらぽこさんへ直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2016年08月19日

本日講演 「伊勢盛時 その志、雲の如く」 三島市 カフェ&スペースほとりにて

本日18時45分から三島市のカフェ&スペースほとりにて、三回に亘って「北条五代の志」と題した講座を行います。

  第一回の内容は「伊勢盛時 その志、雲の如く」です。


(早雲が晩年を過ごした韮山城からの富士)


 戦国時代、関東に覇を唱えた小田原北条氏の礎を築き関東の戦国の幕を開けた早雲こと伊勢盛時。
 従来、謀略の限りを尽くして国を切り取った「伊勢の素浪人」とも「日本三大梟雄」の一人と言われて来たが、近年の研究ではそういった見方は覆されつつある。
 地縁も血縁も無い地で彼はどうやって百年に亘る小田原北条氏の地盤を築けたのか、その生涯を追って行きます。

 「小田原北条氏・室町時代・今川氏・駿河、伊豆地域・北条早雲」に関心がある方にオススメです。


 会費:1000円(先行予約者にはお菓子付)

 時間:18時45分から21時予定(一時間経過で途中休憩)

 開催場所はコチラ・カフェ&スペースほとり

(三島市日の出町4−2 ☎055-975-3670)

 参加の申し込みは不要ですが、先行予約の方には北条氏にちなんだお菓子付です。
 問い合わせはオーナーメール、もしくはほとりさんへお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2016年08月15日

玉木家・埼玉県秩父市

とある会合で和菓子が配られた。

 何気なしに眺めていたら、ローカルもローカルな名称と、絵柄に引き込まれた。

 まだまだ知られていない、ローカルなものがまだまだあるのではないか?
 これを見てから、和菓子屋巡りが始まったと言っていい。
 洋菓子と比べ、その土地の歴史や風土、産物と、和菓子にはローカルな情報が詰まっている。それでいて、現在の材料を使ったりと、常に革新している。

 私は街歩きをする際、和菓子屋をまず尋ねる。和菓子屋には老舗が多く、様々な歳時記に合わせた菓子を作るため、街の様子を見ている。そこには街の様々な情報が詰まっているからだ。


玉木家(埼玉県秩父市馬場町9-5)

芝桜ろーる

秩父と言えば春の芝桜

秩父焼

クルミあん入りのパイです。

秩父五山

黒糖の焼きまんじゅう。「秩父五山」とはどこを差しているのか気になります。

山車もなか

山車は秩父夜祭のでしょうか。

秩父よいとこ


秩父ポテト


スウィートポテトです。

秩父庵


暁の秩父




  


Posted by かるの at 08:03Comments(0)ご当地銘菓

2016年08月13日

8月21日講演 「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」 散歩かふぇ ちゃらぽこにて

 8月21日15時より散歩かふぇ ちゃらぽこにて講演致します。
内容は「それぞれの結末 敗北に向き合った人々」です。


ヒトラー死後のドイツの敗戦処理を行ったカール・デーニッツ


 世界中を戦争に巻き込んだ第二次世界大戦。枢軸国側は連合国に押され、やがて敗北を意識する。しかしどんなに勝ち目が無いとしても、勝利の望みを捨てる事は味方からも許されざる事である。もしくは、戦いに勝利していても、政治的に敗北する事もある。
 敗戦国となった国々が、どうやって敗北を受け入れていくのか。今の国際情勢にも繋がっている敗戦の形を見ていきます。

 「第二次世界大戦・国際政治・軍事」に関心がある方にオススメ。
などに関心がある方にオススメです。

 会費:1500円(ドリンク付き)

 時間:15時から

 開催場所はコチラ・


 ※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。


 申し込みはオーナーメール、もしくはちゃらぽこさんへ直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2016年08月11日

石油の里へ ⑦



石油井戸が多数ある山から下り、石油精製施設の残るエリアに移動。
それまでの山の中と違って、普通の住宅街に立つ石油井戸というのが非常にミスマッチ。

明治36年に設置された機械式井戸で、深度は194m。平成8年まで稼働していた。


濾過池

油井から掘られた油は水分が含まれているので、一カ所に集めて時間をおき大まかに分離する。

表面に浮いた油をトンボと呼ばれる器具で隅に集め、柄杓で掬い上げた。この作業は「油返し」と呼ばれ、主に女性が行っていた。


加熱炉

水から分離した油を70度まで熱し・・・

更に水分を取り除くため水切タンクに集める。


水分を取り除いた油をタンクに集める。

タンクは油温が下がらないように煉瓦で覆われているが、これは流動性を高めてパイプラインで送り易くするため。

パイプラインによって送られた石油は、駅がある矢代田、もしくは信濃川の水運によって各地へと送られた。


続く…
  


Posted by かるの at 08:05Comments(0)店主

2016年08月09日

8月19日講演 「伊勢盛時 その志、雲の如く」 三島市 カフェ&スペースほとりにて

8月19日18時45分から三島市のカフェ&スペースほとりにて、三回に亘って「北条五代の志」と題した講座を行います。

  第一回の内容は「伊勢盛時 その志、雲の如く」です。





 戦国時代、関東に覇を唱えた小田原北条氏の礎を築き関東の戦国の幕を開けた早雲こと伊勢盛時。
 従来、謀略の限りを尽くして国を切り取った「伊勢の素浪人」とも「日本三大梟雄」の一人と言われて来たが、近年の研究ではそういった見方は覆されつつある。
 地縁も血縁も無い地で彼はどうやって百年に亘る小田原北条氏の地盤を築けたのか、その生涯を追って行きます。

 「小田原北条氏・室町時代・今川氏・駿河、伊豆地域・北条早雲」に関心がある方にオススメです。


 会費:1000円(先行予約者にはお菓子付)

 時間:18時45分から21時予定(一時間経過で途中休憩)

 開催場所はコチラ・カフェ&スペースほとり

(三島市日の出町4−2 ☎055-975-3670)

 参加の申し込みは不要ですが、先行予約の方には北条氏にちなんだお菓子付です。
 問い合わせはオーナーメール、もしくはほとりさんへお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2016年08月08日

石油の里へ ⑥



石油井戸の動力源「ポンピングパワー」の大元の建物

このポンピングパワーから生じた動力をもとに、ワイヤーで動力を伝えて昭和の初期まで約60の石油井戸が稼動していた。明治40年代に設置。


40馬力のモーターから動力をVベルトに伝えてカウンターシャフトが回転する。

カウンターシャフトから約30センチのベルトで、直径8mの大きな輪を回す。

その下にある二つの楕円形の円盤が動くことでワイヤーが交互に引かれ、それぞれの石油井戸まで招木などで支えられたワイヤーロープで井戸を動かす。

近代化の産業遺産とも言えるし、人も入るからもう少し整えた方が・・・建物も崩落しそうである。

石油が滲みだしてる露頭。

小さな海洋生物の化石も交じっている。


続く・・・
  


Posted by かるの at 08:05Comments(0)店主

2016年08月07日

8月6日うーるー講演 「海賊たち 境界を超える人々」の参考文献

 8月6日、三島市のカフェうーるーにて「海賊たち 境界を超える人々」についてお話しさせて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 

 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「海と水軍の日本史/佐藤 和夫」
 海洋民族や舟、海賊集団などの歴史を一覧できます。

 「伊豆水軍物語/永岡治」
 伊豆半島の海賊、北条水軍と武田水軍との戦いについて。

 「沼津市史 通史編 中世/」
 北条水軍と武田水軍との戦いについて。

 「海賊の歴史/」
 世界各地の海賊について。

 


 あと、小説ではありますが、「見知らぬ海へ」(隆慶一郎著)という作品では武田水軍と北条水軍との戦いを扱っています。

 ご参考にして下さい。

 次回、うーるーでの講座は「幕府流転 天下相食む下剋上」と題し、室町時代中期から、戦国時代に移りゆく足利将軍の動向と、「天下人」についてお話しします。  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2016年08月06日

本日講演 「海賊たち 境界を越える人々」 三島市 カフェうーるーにて

本日9時から三島市のカフェうーるーにて行います。
 内容は「海賊たち 境界を越える人々」です。


(村上水軍と九鬼水軍が激突した木津川沖の海戦)


 洋の東西を問わず、様々な題材に取り上げられる海賊。
 見方によっては犯罪集団と思われがちであるが、歴史の転換点には海賊集団の活躍がある。
 今回は日本各地、東アジアの海賊の歴史と活躍を辿って行きます。

 「海洋文化・海上交易・気候変動・中世・大航海時代に関心がある方におすすめ。」


 会費:500円+ワンドリンクオーダー

 時間:9時から11時半予定

 開催場所はコチラ・カフェうーるー(三島市南本町13-30 ☎055-981-5539)

 参加の申し込み不要。
 問い合わせはオーナーメール、もしくはうーるーさんへお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


2016年08月04日

8月2日 Lot.n講演 「神に侍う 武士道と繋いだキリスト教」 参考文献

8月2日、沼津市のLot.nにて「神に侍う 武士道と繋いだキリスト教」についてお話させて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 
 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「日本キリスト教史/五野井隆史」

 「明治のキリスト教/高橋昌郎」

 「日本キリスト教宣教史/中村敏 」
 
 「聖書を読んだサムライたち/守部喜雅」

 「神に仕えたサムライたち/沼津市 明治史料館 編」
 

 
 ご参考にしてください。

※次回のLot.nでの講座は9月6日18時半から、「自由は死せず 言論と行動と」と題し、幕末に移入された近代思想から、明治期の自由民権運動から憲法発布と議会開設へと至る経緯と、自由民権運動の文化的な影響についてお話しします。  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2016年08月02日

本日講演 「神に侍う 武士道に繋いだキリスト教」 沼津市 Lot.nにて 

 本日18時半から沼津市のLot.nにて行います。

  内容は「神に侍う 武士道に繋いだキリスト教」です。


(日本独自のキリスト教を模索した内村鑑三と新渡戸稲造)


 明治時代、幕府時代の禁教を解かれたキリスト教は、主君を失った武士たちに信仰される様になり、日本の近代化とそれに伴って取り残された人々に多くの影響を与えるようになる。
 今に繋がる経済、社会福祉、教育に影響を与えたキリスト教信者となった士族の活躍と、日本におけるキリスト教を模索した内村鑑三と新渡戸稲造の思想についてお話しします。

 「キリスト教史(近代)・明治時代・日本資本主義・教育史・武士道」に関心がある方にオススメ。

 会費:1000円(ドリンク付き)

 時間:18時半から

 開催場所はコチラ・沼津市上土町10 (それまでの店舗の道向かいです

)  

 ※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。

 参加は自由です。Lot.nさんへ直接来場ください。
 変更や中止の問い合わせ、申し込みはオーナーメール、もしくはLot.nさんへお問い合わせください
 

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:02Comments(0)世間士として

2016年08月01日

静岡県小山町・東口本宮冨士浅間神社

 ある時は信仰の場であり、ある時には教育の場であり、ある時には経済の場である。
 神社にはその土地の歴史が詰まっている・・・。
 ここでは私が尋ねた神社を紹介します。




東口本宮冨士浅間神社(須走浅間神社とも)は静岡県小山町須走126番地に座する旧県社の神社である。



平安時代初頭の延暦21年(802)、富士山東麓が噴火をしたため、須走に斎場を設けて祭事を行い鎮火の祈願を行った。それにより同年四月初申の日に噴火が収まったため、大同2年(807年)に鎮火祭の跡地に、報賽のため社殿を造営したと伝えられている。

表参道にある石製の大鳥居。

扁額には「不二山」の文字が刻まれており、「二つとない(不)素晴らしい山=不二山・富士山」という意味である。
他の神社では見られない当社特有の鳥居である。明治33年に氏子より寄進された。

随神門

本殿同様に宝永の噴火で壊れたが、当時この地方を治めていた小田原藩主・大久保加賀守によって再建された。
表の両脇には、随神(門神)・櫛岩間戸神と豊岩間戸神が鎮座し、裏の両脇には例大祭で担がれる富士山神輿が二基納められている。
掲げられている扁額「國威震燿」は日清戦争の戦勝と兵士の健康を祈念し、富士講・村上藤丸講により寄進されたもので、文字は小松宮彰仁殿下に依るもの。

随神門前の「獅子の子落とし」を模する富士塚の狛犬(阿形)

昭和初期に山三元講より寄進されたもの。
富士塚を模した岩場の上に「獅子はわが子を千尋の谷に突き落とす」という、「獅子の子落とし」の諺を倣った親子の狛犬が3匹いる。
他に類を見ない極めて珍しい狛犬である。

創建後まもない平安時代には、弘法大師(空海)が当社にて修行を行い、富士登山をしたという伝承も存在したことから、かつて中世期頃までは弘法寺浅間宮と称されていた。

拝殿

本殿・幣殿・拝殿が一体となっている権現造。
現在の社殿は富士山・宝永の噴火後に再建された当時の遺構をそのままに修復・修繕を行ってきたものである。
その後も屋根の葺替えや修繕などが行われてきたが、昭和33年の修繕に際して屋根が千鳥破風に変更された。
平成19年の御鎮座1200年際に際し、記念事業の一環として大修理が行われ、同21年に竣功して現在に至る。外観はその際に整備され、塗装には大々的に漆が使われている。
尚、社殿の一部機構には江戸期の木材がそのまま流用されていることが確認されており、平成18年には小山町有形文化財に指定された。




室町時代後半(戦国期)・江戸時代には、一般庶民による富士山登拝信仰・富士講や修験道者の信仰を集め、須走口登山道・須走の宿場町とともに栄え賑わった。
この頃より、須走口登山道の9合目・迎久須志之神社、6合目・胎内神社、5合目・古御岳神社、4合目・御室浅間神社、2合目・雲霧神社は当社の神主により祭祀が行われていた。

 祭神は木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命

末社・恵比須大国社

境内末社の一社。かつて、当社社殿裏には裏神様が祀られており、その分霊が小山町・富士紡の工場敷地内に祀られていた。工場内の事情により当社へと戻られ、当社の裏神様と合祀して、境内末社にて祀られることとなった。
御祭神は、大国主命と事代主命。例祭は、11月下旬に斎行する。

末社・社護神社

境内末社の一社。かつては、日枝神社・山神社・琴平神社・霧島神社・高尾神社・社護神社という六社が境内末社として御鎮座されていたが、現在はこの社護神社に合祀をしている。御祭神は、社護神社の月讀命、日枝神社の金山彦命の他、13柱の神々を祀る。
例祭は、毎年十五夜の日に斎行。
その他、商売繁昌を祈願する高尾祭という祭典が、地元講元により毎年12月1日に斎行する。

神社脇にはかつての鎌倉街道を復元している。

江戸時代には東口登山道=須走口登山道の本宮として、駿河国と甲斐国を結ぶ交通の要所であった須走村(現・駿東郡小山町須走)の宿場町とともに栄えた。


 例大祭は5月5日

大正時代から昭和時代初頭は富士講による登山参拝者が最も増えた時期であり、富士講信者の建てた登拝碑の数々

富士登山では33回が1つの記念すべき区切りとされている。当社に残る石碑の中で最も多い回数は、和歌山県の方による899回である。

浅間神社神主の下に編成された須走村の御師は小田原藩及び京都の吉田家の庇護を受け、その活動は関東一円に広がった。
特に宝永大噴火によって須走村がほぼ全焼全壊し農業が壊滅的な打撃を受けると、御師などの富士登山関連に依拠する側面が強まり、これを統制するために寛延2年(1749年)に浅間神社の神主と小田原藩の主導で既存御師12名と御師活動を行う有力百姓5名の計17名で御師株が結成され、彼らのみが御師として神職待遇を受ける事が認められた。

境内に水が湧きだしており、それが参道入り口には信しげの滝となっている。

かつて滝の整備が行われた際に「信しげ」と書かれた石が発掘されたことから、一説では富士講関係者の名前であると考えられているが、推測の域を出ない。





2013年(平成25年)、富士山がユネスコの世界文化遺産に登録された際には、構成資産の一つとして登録された。合わせて、須走口登山道も別に構成資産として登録された。

今までの訪ねた神社をマッピングしました。ご参考にして下さい。

より大きな地図で Holymountain を表示
  


Posted by かるの at 08:15Comments(0)神社探訪