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2016年08月08日
石油の里へ ⑥
石油井戸の動力源「ポンピングパワー」の大元の建物
このポンピングパワーから生じた動力をもとに、ワイヤーで動力を伝えて昭和の初期まで約60の石油井戸が稼動していた。明治40年代に設置。
40馬力のモーターから動力をVベルトに伝えてカウンターシャフトが回転する。
カウンターシャフトから約30センチのベルトで、直径8mの大きな輪を回す。
その下にある二つの楕円形の円盤が動くことでワイヤーが交互に引かれ、それぞれの石油井戸まで招木などで支えられたワイヤーロープで井戸を動かす。
近代化の産業遺産とも言えるし、人も入るからもう少し整えた方が・・・建物も崩落しそうである。
石油が滲みだしてる露頭。
小さな海洋生物の化石も交じっている。
続く・・・
Posted by かるの at 08:05│Comments(0)
│店主