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かるの
各地で歴史講座を展開中。歴史を知る事で、人生や地域が豊かになる事を目指して。
フリーマガジン「道の駅」にも寄稿中。
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2012年05月31日

6月10日「国境最前線 駿東地域の三国志」しずおかセミカフェ

 6月10日14時よりしずおかセミナーカフェにて講演致します。

 内容は「国境最前線 駿東地域の三国志」です。


(三国同盟の破綻のきっかけになった桶狭間の戦い)


 戦国時代、武田・今川・北条氏が覇権を巡った静岡県東部の駿東地方。
 目まぐるしく変わる国境線を中心に、それぞれの大名は何を考えていたのか。そして、大勢力に挟まれた地侍たちはどのように生き伸びたのか?
 どんな合従連衡の末に戦国の結末があったかを語ります。

 会費:500円(お茶付き)。


 開催場所はコチラ・静岡市両替町2丁目3-6大原ビル2F ネクステージ企画室
 


セミナーカフェに関してはコチラ
http://www18.ocn.ne.jp/~aradmin/leaves/leaves.html


申し込みはコチラから。もしくはオーナーメールで直接お願いします。
http://semicafe.eshizuoka.jp/


 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2012年05月30日

6月14日「弥太郎と栄一 無限の姿見」cucurucu'にて

 6月14日19時より講演致します。

 内容は「弥太郎と栄一 無限の姿見」です。


(岩崎弥太郎と渋沢栄一)


 現代にも大きな企業グループとして存在する三菱グループの祖として、一代でその礎を築いた岩崎弥太郎。
 多くの企業をはじめ、銀行制度や証券取引所を設立した「近代資本主義の父」こと澁澤栄一。
 幕末から明治へと移り変わる世の中で目覚めた近代資本主義を駆け抜けた二人であったが、そのアプローチは全く異なるものであった。二人の生涯を対比させた形でその目指した物を見つめていきます。


 会費:1000円(ドリンク付き)

 時間:19時から

 ※15名以上の場合、立ち見になる可能性があります。その際は予約された方を優先とさせて頂きます。
 ※駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関(JR三島駅徒歩5分)か近隣の駐車場・駐輪場をお使い下さい。
★1500円以上お買い上げのお客様に、みしま共通駐車サービス券を1時間分進呈いたします。
利用可能な駐車場で当店から一番近い三島商工会議所のTMOパークをご利用ください。

 開催場所はコチラ・cucurucu'


申し込みはオーナーメール、もしくはcucurucu'さんへ直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:16Comments(1)世間士として

2012年05月29日

スルガ銀行のなりたち 2011年2月23日

講師:スルガ銀行取締役 内山義郎氏


※以下は聞き書きであり、全てを網羅している訳でなく、聞き間違いなどもある場合があります。ご了承ください。

 黒船来航は創業の原点。
 スルガ銀行創業者である岡野喜太郎の父・弥平太は下田奉行所に務めに出た。どうしても黒船が見たかったという。

 明治17年、青野が暴風によって塩害となって飢饉になり、餓死者が出る事態となった。当時、韮山師範学校に学んでいた喜太郎は退学して郷里へ帰り、復興に尽力する。
 翌年は豊作となったが、飢饉に備えるために貯蓄組合を設立する事にする。次第にこの運動は拡がり、「根方銀行」となる。資本金1万円は当時の銀行の中で最も少ないものであった。明治45年には通横町に本店を移し、「駿河銀行」となる。

 駿東実業銀行の行章はカクジツという意味。
 現在の行章は富士山の中に波で、取引先・株主・行員により荒波を越える、という意味である。

 関東大震災の時、金融機関には支払猶予令が出た。これは非常時ゆえ顧客の預金払い出しを断れるというものであった。
 しかし、静岡県は関東地方より先に解除となったため、資金が足りなくなった事があった。スルガ銀行は銀行としての預金を東京の古河銀行に預けていたからで、古河銀行からは引き出せない事になったからである。
 岡野は日銀に掛け合い日銀名古屋支店から現金を引き出し、札束の入ったトランクを馬にくくりつけて、そのまま神奈川県まで向かい、現金の引き出しを受け付けた。すると、引き出しではなく預け入れを申し込む人が多かった。
 スルガ銀行では前々から通帳や帳簿、顧客名簿を二部作っておき、別々の場所に保管する事により焼失を免れていたのであった。その時の信用で、今も神奈川県の自治体の指定金融機関となっている所が多い。
 岡野は震災で妻も失ったが、それでも陣頭指揮を執り続けた。

 「差」より「違い」の創造。
 「私の一生は青野の村人、あるいは駿河伊豆相模の事業家にあたかも下駄の鼻緒をすげ変えてやってこられたものだとしみじみ思うのである。」--岡野喜太郎
 First entry is forever
  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)受講日記

2012年05月28日

27日「KUMAGUSU 智慧の世界樹」について参考文献

27日、沼津市のカフェteshioにて「KUMAGUSU 智慧の世界樹」についてお話させて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 

 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「南方熊楠アルバム/中瀬喜陽, 長谷川興蔵」
 豊富な写真資料を以って熊楠の生涯を追えるようになっています。

 「南方熊楠物語: 信念を貫いた自由人の生涯/高沢明良」
 熊楠の生涯を読み易い平易な文章でたどる事が出来ます。。

 「新潮日本文学アルバム58 南方熊楠/」
 写真資料が充実しています。

 「クマグスの森 南方熊楠が見た宇宙/」
 カラー写真資料が充実しているのと、熊楠が取り組んだ物事に分けた収録がされています。

 「父南方熊楠を語る/南方文枝」
 熊楠の長女による回想。家庭での熊楠の顔が見られます。

 


 
 その他にも、様々な熊楠の本がありますので、ご参考にして下さい。

※次回は「国境最前線 駿東地域の三国志」と題し、戦国時代の静岡県東部についてお話します。  


Posted by かるの at 08:18Comments(0)世間士として

2012年05月27日

本日講演「KUMAGUSU 智慧の世界樹」teshioにて

 5月27日 13時半より講演致します。

 内容は「KUMAGUSU 智慧の世界樹」です。


(昭和天皇に献上したキャラメル箱)


 天才的な語学力と記憶力を持ち、好奇心のままに世界を巡って植物採集を行った南方熊楠。
 帰国し、どの研究所にも属さず、特定の師もおらず、ただの民間の一研究者の立場から故郷の熊野地方で世界的な博物学を国内外に発信し、孫文や昭和天皇をも魅了したに南方熊楠ついて語ります。

 参加費:500円。
 ※飲食店ですので1人1オーダーのご協力をお願い致します。

 時間:13時半から

※お車でお越しの方は2人以上の相乗りで文化センターの駐車場をご利用頂くと、1時間無料になります。

 開催場所はコチラ・沼津市民文化センター内のカフェ・teshioにて


申し込みはオーナーメール、もしくは「info★cafe-teshio.com」(★を@に変更してメールを)で直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2012年05月26日

南海道へ ⑤南方熊楠の元へ

 

 13:20御坊発。 またうたたね。14:05田辺駅着。 


 商店街を通り抜けると南方熊楠の足跡を辿れるように案内標識がある。

 14:25南方熊楠顕彰館と旧居

 近代日本の中でも在野ながら世界的な博物学を発信した南方熊楠が最も長くすごした自宅がある。その旧居に隣接して熊楠の業績を伝えるための顕彰館があり、無料で見学できる。


 入るとくじ引きしてくださいと言われ引いて見ると、ポストカードを頂いた。それも10枚近いかなりしっかりした作りである。



 顕彰館は熊楠が採集した植物標本の複製などを見ることができ、熊楠が推敲した紙の複製に触れると、彼の膨大な智に触れることができる。

 自筆の原稿などを見ると、豪快なイメージのある人物にしてはキチっとした文字で原稿用紙の枠にちゃんと収まった文章である。

 ここでしばし熊楠の智慧の海の中に居た。

 
続く・・・
  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)店主

2012年05月24日

23日「平氏一門 時代を切り拓く一族」について参考文献

 23日、沼津市原のトップワークスにて「平家一門 時代を切り拓く一族」についてお話させて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 

 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「平家物語/」
 当時の軍記物の代表作です。

 「方丈記/鴨長明」
 当時の一般社会の様子などが描写されています。

 「経営者 平清盛の失敗/山田真哉」
 当時の経済情勢から清盛の思考を読み解いた一冊。

 「平将門/北山茂夫」
 将門の伝記。

 「織田信長のマネー革命/武田知宏」
 経済的な面から織田信長の政策を解説。
 


 ご参考にして下さい。  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2012年05月23日

本日「平家一門 時代を切り拓く一族」トップワークス

 5月23日18時半より講演致します。

 内容は「平家一門 時代を切り拓く一族」です。


(平清盛像)


 旧い体制がほころび新しい時代が人々に望まれた時、その礎を築いたのが平家の一門であった。
 しかし彼らの多くが新しい時代に関わる事無く、歴史の表舞台から去って行った。
 歴史の転換点に平家の人物が関わった点と、その一門を代表する「桓武天皇」「将門」「清盛」「信長」らに焦点を当てます。

 会費:700円

 時間:18時半から



 開催場所はコチラ・トップワークス(沼津市原町中2-7-2)


 申し込みはオーナーメール、もしくはトップワークスさん(055-967-6166)へ直接お願いします。
 ※定員10名ですので申し込みをお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:17Comments(0)世間士として

2012年05月21日

全ては年金の為に! 静かなる革命進展中!

 「つかめ!Stock King!」は、私かるのが作成している経済雑学ネットラジオ番組です。

 


 今回の話題妻

 今回は年金基金について
 世界の市場は年金基金が動かしている!それは人の生き方さえも。
 資本主義の進展により年金基金が世界経済を動かす世の中をドラッカーは予測していた?!

今回の喪服妻
 今回は5月3日に上場廃止となった山水電気について。
 かつての高級オーディオブランドも今や個人商店並みの規模!

 次回は6月20日更新です。
 次回は自動売買システム、アルゴリズム取引について。

 この番組にご意見、ご感想、ご質問などお寄せ頂ければ幸いです。コメント欄に書き込み、直接メールしてみて下さいね。塩漬け株情報も大歓迎です。

 投資にはリスクが伴います。番組で取り上げた銘柄は推奨するものではありません。取引の際は、自己責任でお願いします。  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)つかめ!Stock King!

2012年05月20日

6月10日「国境最前線 駿東地域の三国志」しずおかセミカフェ

 6月10日14時よりしずおかセミナーカフェにて講演致します。

 内容は「最前線 駿東地域の三国志」です。


(今川・武田・北条による三国同盟が交わされた善得寺跡)


 戦国時代、武田・今川・北条氏が覇権を巡った静岡県東部の駿東地方。
 目まぐるしく変わる国境線を中心に、それぞれの大名は何を考えていたのか。そして、大勢力に挟まれた地侍たちはどのように生き伸びたのか?
 どんな合従連衡の末に戦国の結末があったかを語ります。

 会費:500円(お茶付き)。


 開催場所はコチラ・静岡市両替町2丁目3-6大原ビル2F ネクステージ企画室
 


セミナーカフェに関してはコチラ
http://www18.ocn.ne.jp/~aradmin/leaves/leaves.html


申し込みはコチラから。もしくはオーナーメールで直接お願いします。
http://semicafe.eshizuoka.jp/


 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  


Posted by かるの at 08:15Comments(0)世間士として

2012年05月19日

南海道へ ④下津から御坊へ



 10:38歴史民俗史料館発。

  列車が来るまで下津の町並みを散策。昭和レトロな感じである。






 11:40下津発~ 石油化学工場である。


 睡眠時間が少ないからか、この辺りでうたたね。

 12:18御坊着。車掌さんに起こされて気付く。
 
 次発まで一時間あるので昼食にするが、これといった飲食店がなくコンビニ弁当。
 13:20御坊発。 

続く…。
  


Posted by かるの at 08:15Comments(0)店主

2012年05月18日

17日「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」について参考文献

5月17日、三島市のカフェcucurucuにて「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」についてお話させて頂きました。

 お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
 

 講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
 
 書名/著者
 「火の島に生きる 悲劇の島 青ヶ島の記録/三田村信行」
 青ヶ島の噴火から還住に至るまでの経緯を、子供にもわかる平易な文章でまとめられています。

 「伊豆諸島東京移管百年史/東京都島嶼町村会」
 伊豆諸島の各島々の歴史・文化を詳細に網羅しており、青ヶ島の還住に関してもまとめられてます。

 「鳥島漂着物語/小林郁」
 鳥島に漂流し、脱出の際に青ヶ島の復興を見た野村長平たちの例を上げてあります。

 あと、「還住」の言葉を広めた柳田國男氏の「青ヶ島還住記」、井伏鱒二氏の「青ヶ島大概記」があります。
 


 ご参考にして下さい。  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2012年05月17日

本日「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」cucurucu

 5月17日19時より三島市のカフェcucurucuにて講演致します。

 内容は「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」です。



(還住の像)


 伊豆諸島の有人島として南端に位置する青ヶ島。伊豆諸島の中でも自然の地形に恵まれ、餓え死にする者が居ない豊かな島だった。
 江戸時代、その豊かな島を火山の猛威が襲い島民の多くが死に、生き残った人々は八丈島へと避難を余儀なくされた。避難から数十年に亘る帰島への道、荒れ果てた島を取り戻していく苦闘を追って行きます。


 会費:1000円(ドリンク付き)

 時間:19時から

 ※15名以上の場合、立ち見になる可能性があります。その際は予約された方を優先とさせて頂きます。
 ※駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関(JR三島駅徒歩5分)か近隣の駐車場・駐輪場をお使い下さい。
★1500円以上お買い上げのお客様に、みしま共通駐車サービス券を1時間分進呈いたします。
利用可能な駐車場で当店から一番近い三島商工会議所のTMOパークをご利用ください。

 開催場所はコチラ・cucurucu'


申し込みはオーナーメール、もしくはcucurucu'さんへ直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:44Comments(0)世間士として

2012年05月16日

5月27日「KUMAGUSU 智慧の世界樹」teshioにて

 5月27日 13時半より講演致します。

 内容は「KUMAGUSU 智慧の世界樹」です。


(熊楠が通い詰めた大英博物館)


 天才的な語学力と記憶力を持ち、好奇心のままに世界を巡って植物採集を行った南方熊楠。
 帰国し、どの研究所にも属さず、特定の師もおらず、ただの民間の一研究者の立場から故郷の熊野地方で世界的な博物学を国内外に発信し、孫文や昭和天皇をも魅了したに南方熊楠ついて語ります。

 参加費:500円。
 ※飲食店ですので1人1オーダーのご協力をお願い致します。

 時間:13時半から

※お車でお越しの方は2人以上の相乗りで文化センターの駐車場をご利用頂くと、1時間無料になります。

 開催場所はコチラ・沼津市民文化センター内のカフェ・teshioにて


申し込みはオーナーメール、もしくは「info★cafe-teshio.com」(★を@に変更してメールを)で直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 14:16Comments(0)世間士として

2012年05月15日

清水町歴史講座 第二回 2月25日

2月25日 遺跡から見つめる清水町の歴史


 ※以下の文面は聞き書きであり、講座の全てを網羅しているわけではありません。聞き違いによる所  もあるかもしれませんので、その辺り、ご了承ください。
2月25日 遺跡から見つめる清水町の歴史
講師:珠流河国文化財調査研究所 小金沢保雄氏


 清水町最古の遺跡は矢崎遺跡

 弥生時代中期の遺跡に狩野川流域に外原・矢崎・清開・北ノ前・戸田遺跡がある。戸田遺跡には「王」と書かれた土器が出土。緑釉の土器も。
 弥生時代後期には環濠と方型周溝墓が見られる湯川・坪ノ内遺跡。

 古墳時代前期には恵ヶ後(えがうしろ)・谷口・大亀・熊ノ免遺跡。
 古墳時代後期には伏見古墳群・恵ヶ後・谷口遺跡。伏見古墳群は6基あったとされ、ガスタンクの傍に4号墓が保存されている。

 奈良時代には熊ノ免遺跡があり、祭祀用の遺構が見られる。

 平安時代には恵ヶ後・谷口・瀬戸川・熊ノ免遺跡
 古代の道路遺構が見られる。7~8世紀末、足柄路が富士山噴火により閉鎖され、箱根路が開かれた時の道か?真っ直ぐ伸ばすと三島の国分寺に当たる。両側に溝がある6mの道。溝から銅鏡とU字型の鉄製品、馬の歯が出土している。

 鎌倉時代には恵ヶ後・谷口遺跡。
 古代から中世の境界「黄瀬川宿」と頼朝。頼朝が鎌倉以外で政治を行ったのが黄瀬川である。
 恵ヶ後遺跡で出土した陶器の中には、当時の鎌倉や北条氏邸などでしか出土していない種類が出ている。武士でも有力者か?
 挙兵前の黄瀬川宿で義経が韮山の頼朝に会いに行こうか悩んだという。
 八幡神社の対面石は義経ではなく政子ではないか?伊豆山神社に預けられた政子を頼朝が呼んだという話が曽我物語にある。
 黄瀬川宿は京と東国の情報が集まる所として頼朝が重視していたのではないか?
 富士川の合戦も陣が黄瀬川か?
 黄瀬川宿の機能は頼朝の挙兵から頼朝の死去まで。
 鎌倉時代前期の役所と倉庫群として戸田・桜田遺跡。両遺跡とも北条氏の直轄地としての倉庫か?

 戦国時代には岩崎屋敷跡・杉山屋敷跡

 江戸時代には戸倉城址が江戸城築城の石丁場であった。
  


Posted by かるの at 09:10Comments(0)受講日記

2012年05月14日

5月23日「平家一門 時代を切り拓く一族」トップワークス

 5月23日18時半より講演致します。

 内容は「平家一門 時代を切り拓く一族」です。



平将門像


 旧い体制がほころび新しい時代が人々に望まれた時、その礎を築いたのが平家の一門であった。
 しかし彼らの多くが新しい時代に関わる事無く、歴史の表舞台から去って行った。
 歴史の転換点に平家の人物が関わった点と、その一門を代表する「桓武天皇」「将門」「清盛」「信長」らに焦点を当てます。

 会費:700円

 時間:18時半から



 開催場所はコチラ・トップワークス(沼津市原町中2-7-2)


 申し込みはオーナーメール、もしくはトップワークスさん(055-967-6166)へ直接お願いします。
 ※定員10名ですので申し込みをお願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:18Comments(0)世間士として

2012年05月12日

南海道へ ③下津駅から



 8:52海南発 この車両の車掌さんの検札が心温まる応対であった。

 9:03下津駅着 歩き始める。



 



 所々に風情ある建物が見られ、ここも港町だった名残かと思われる。
 
 9:45下津歴史民俗史料館着

  ここは長保寺という紀伊徳川家の菩提寺の敷地にあるが、この寺の総門が重文である。ちょうど改修を行っているのだが、「世界最古の企業」金剛組が施工していた。

 ここに来たのも、この史料館が今年度で閉鎖されるからであるが、ここも元々あった下津町が海南市と合併したことに伴って、という感じである。去年も浜松市でそういった所を尋ねたが、今後このようなケースが多く出てくるところであろう。ただ、老朽化は否めず雨漏りしている跡があったり、展示も統一感がないなど余り力が入ってないのも現実である。

 展示としては旧下津町内で発掘された埋蔵文化財から個人宅に所蔵されていた文化財など。あと江戸時代から近代までのみかん販売、塩田などは興味深い。去年の地震の事もあってか、南海地震に関しての資料も多かった。

 
続く…。

  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)店主

2012年05月11日

17日「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」cucurucu

 5月17日19時より講演致します。

 内容は「青ヶ島還住 ふるさとを取り戻す闘い」です。



(青ヶ島の復興「起返」を成し遂げた佐々木次郎太夫)


 伊豆諸島の有人島として南端に位置する青ヶ島。伊豆諸島の中でも自然の地形に恵まれ、餓え死にする者が居ない豊かな島だった。
 江戸時代、その豊かな島を火山の猛威が襲い島民の多くが死に、生き残った人々は八丈島へと避難を余儀なくされた。避難から数十年に亘る帰島への道、荒れ果てた島を取り戻していく苦闘を追って行きます。


 会費:1000円(ドリンク付き)

 時間:19時から

 ※15名以上の場合、立ち見になる可能性があります。その際は予約された方を優先とさせて頂きます。
 ※駐車場・駐輪場がありません。公共交通機関(JR三島駅徒歩5分)か近隣の駐車場・駐輪場をお使い下さい。
★1500円以上お買い上げのお客様に、みしま共通駐車サービス券を1時間分進呈いたします。
利用可能な駐車場で当店から一番近い三島商工会議所のTMOパークをご利用ください。

 開催場所はコチラ・cucurucu'


申し込みはオーナーメール、もしくはcucurucu'さんへ直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として

2012年05月10日

富士常葉大学 旭化成講座 「現代社会と科学技術」 5月9日回

5月9日「電池技術の変遷と私たちの暮らし リチウムイオン電池が変えるこれからの世界」


講師:旭化成 吉野研究室フェロー 吉野彰氏


 ※以下の文面は聞き書きであり、講座の全てを網羅しているわけではありません。聞き違いによる所  もあるかもしれませんので、その辺り、ご了承ください。
   この項では、「リチウムイオン二次電池」を「LIB」と略します。

 社会の変革は30年周期で循環すると思われる。1965年はナイロンを始めとする素材の変革、1995年はITの変革。では2025年はどうなるのか。
 1981年にIT社会の到来を見通して新型二次電池の研究を始めた訳ではないが、その予兆は感じていた。

 ITを支える3種の神器として、①眼(液晶ディスプレイ)、②頭脳(LSI)、③心臓(大容量二次電池)
 エジソンの時代から変わらずに使われている三種の鈍器(?)とは、銀塩写真(イーストマン&コダック発明)、レコード、二次電池(ニカド電池はエジソン発明)は如何に姿を消したか?

 銀塩写真はデジカメの登場により駆逐されたと考えられているが、デジカメ登場当初はむしろ売り上げは伸びていた。それは当初のデジカメの画素数が少なく品質にはまだまだ銀塩写真に優位性があった。
 富士フイルム某役員曰く、
 「銀塩写真事業は或る製品が出たその日に消えて無くなっていった・・・。」
それは、カメラ機能付き携帯電話であった。
 
 シャープが携帯事業に参入した際、後発であったため他メーカーとの差別化を図り、レンズを付けた。そもそも携帯電話にはレンズさえ付ければカメラになりうる機能が既に用いられているからである。
 しかし当初は全く売れなかった。開発担当者は吊るし上げとなり、キャリア・広告代理店を交えての対策会議が開かれた。なんでこんな物を作ったのかと詰め寄られた開発担当者はとっさに
 「写真撮ってその場で送れるんです。」
と答えた。こうして「写メール」というキャペーンが展開されると共に、「写真はプリントするもの」という概念が無くなってしまったのであった。
 富士フイルム某役員曰く、
 「単なる技術変化ではなく、価値観の変化が忍び寄っていた。」
 イーストマンコダックという銀塩写真フィルムの発明し、その分野では世界最大の企業が倒産したのも価値観の変化を読み取れなかった…。

 コードレスとは電源コードを無くす事、ワイヤレスとは通信ケーブルを無くす事。
 新型二次電池の研究に入った1980年代の頃、
 「今はコードレスが話題になっていますが、この先はワイヤレスの時代が来ます。その時には二次電池が更に重要になりますよ!」
との声を聞いた。

 
「負極をカーボンとする新型二次電池研究の歩み」

①東レ   「高分子焼成体で負極」         →審査請求されず、研究中断。
②鐘紡   「低結晶、高表面積炭素を負極」   →キャパシタ的特性を追求も、LIBには至らず。
③三洋化成「炭素負極、カルコゲン正極」     →概念まででLIBには至らず。
④三菱油化「中結晶性炭素で負極」         →ソフトカーボンを継続的に開発
⑤旭化成  「特定炭素負極、Li含有酸化物正極」→LIBの原型を開示、製品化へ。

しかし、当初は特許が通用したが、「特定炭素負極」という文言からカーボンメーカーがあっという間に素材技術を更新してしまった。
最初に魚を釣り上げた人は必ず憂き目を見るので、対策を講じておく事。

 ワイヤレス給電技術には、①電磁誘導型、②電場磁場共鳴型、③電波受信型
 リニアモーターカーは浮上しているのでワイヤレス給電技術が不可欠。現在のリニア実験車輛には車両にディーゼル発電機を設置しているが、実用化の際にはワイヤレス給電が行われるであろう。
 高速道路にも、車線にワイヤレス給電できるようにしておき、そこを走った車両がそのまま充電でき、ETCで充電分の決済も行うようになる。

 今まで、LIBの市場はIT関係の小型バッテリーが主であったが、これからは電気自動車などになっていくであろう。その革命的普及が2025年であるかもしれない。


  


Posted by かるの at 08:15Comments(0)受講日記

2012年05月09日

5月27日「KUMAGUSU 智慧の世界樹」teshioにて

 5月27日 13時半より講演致します。

 内容は「KUMAGUSU 智慧の世界樹」です。


(25歳頃の熊楠、アメリカにて)


 天才的な語学力と記憶力を持ち、好奇心のままに世界を巡って植物採集を行った南方熊楠。
 帰国し、どの研究所にも属さず、特定の師もおらず、ただの民間の一研究者の立場から故郷の熊野地方で世界的な博物学を国内外に発信し、孫文や昭和天皇をも魅了したに南方熊楠ついて語ります。

 参加費:500円。
 ※飲食店ですので1人1オーダーのご協力をお願い致します。

 時間:13時半から

※お車でお越しの方は2人以上の相乗りで文化センターの駐車場をご利用頂くと、1時間無料になります。

 開催場所はコチラ・沼津市民文化センター内のカフェ・teshioにて


申し込みはオーナーメール、もしくは「info★cafe-teshio.com」(★を@に変更してメールを)で直接お願いします。

 ちなみに、タイトルの「世間士(ショケンシ・セケンシとも)」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
 本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました  


Posted by かるの at 08:16Comments(0)世間士として