不尽み逸品堂

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　鹿児島市は路面電車がひっきりなしに走っている。間隔としては東京の地下鉄並みではなかろうか。

　路面電車の軌道内には芝生が植えられ、見た目にも美しい

　車内は人でいっぱい。路面電車は生活の一部であるようだ。。



　鹿児島中央駅はかつて私が一人旅をしていた時、劇的な出会いの場となった所である。
　私の作成するブログ「癒者の心」の命名者となった医師の友人がまだ浪人していた時に出会った場所である。当時はまだ西鹿児島駅で、観覧車も無かった。

　駅前には幕末から明治維新までを駆け抜けた若き志士たちの像

　写真は撮れなかったが、大山巌の旧居も。後に沼津の牛伏に邸宅を建て、現在は牛伏山公園になっている。

　昨年の大河ドラマのヒロイン・篤姫の父である島津斉彬を祀った照国神社。ほぼ街の中心地です。
　鹿児島県内は島津氏の支配が長かったため、各地に島津氏を祀った神社があるのが特徴だ。

　照国神社の背後に聳える城山は西南戦争の最後の激戦地。西郷もここで自刃したという洞窟も見て来たが、さすがに写真を撮るのは憚った。

　城山展望台から桜島を望む。あいにく天気が良くないので屋久島は見えず。


　最後に鹿児島の名物。天気予報の風向き。桜島からの灰が降るので重要なのです。

　今回は雨に祟られて、想定していた計画をほとんどこなすことは出来なかった。
　島に居た時は携帯は圏外、テレビも見て無いため、各地で豪雨による災害が起きているとは知らなかった。後に分かったが、通り過ぎた路線が雨により寸断されるという事態も起こった。
　それでもまた行きたいと思う。今度は天候が安定している時を狙って行きたい。

　今回の旅のサブタイトルは日食という事でイングヴェイ・マルムスティーンのアルバム「エクリプス」に収録されている楽曲にちなみました。
　視聴はコチラから
  

　補足

　私、「かるの」もnumazoo放送局「「あの時の沼津はどんなだった？」プロジェクトに参加します。
　今回は昭和33年の今日、9月26日の沼津（およびその周辺）はどうだったかをその日の新聞を用いて読み解きます。
　会場には当時の新聞のコピーも掲示しますので見てみて下さい。
　なお、この放送の様子は録音してポッドキャスト配信しようかと考えております。

  

　初めてです、初体験のラジオ番組の収録でした。番組は『思い出音楽館』（水曜日・１１：３０）という番組です。

　今回の自主公演の後援していただいてるコーストFMさんで行ったんですが、何分お喋りは苦手な私は手に汗握り、マイクに向かって緊張しまくり(￣▽￣;)。





　パーソナリティーの相川さまに助けていただけて無事に終えられました。放送が恥ずかしい事になってなければ良いのですが。


　

茶藤準哉　自主公演

　日時・10月3日：18時開演　　4日：14時開演（途中入退場は出来ません）
　場所・ベルフォーレながいずみにて
　チケット・一般：1000円　学生：500円（当日のみ・学生の方は学生証をお持ち下さい）
　全席自由ですが、席に限りがあります。立ち見の場合もあります。  

  

　久しぶりに屋根のある所に泊まっていたというのもあって、ついつい酒が止まらず気付いたら朝という有り様だった。
　二日酔いである。

　本当は島を離れる前に温泉でも入りたかったのだが、船が出港する時間に間に合うバスに乗らなくてはならない。
　少しでも動くと気分が悪くなる中、重たい荷物を背負ってチェックアウトし、バスに乗らなければならない。

　動くのが億劫だったのでバス時間ギリギリまで横になっていたがなんとか間に合った。バスに乗車している30分間も気分は最悪。港に着いて乗船手続きをして一息ついたがまだ気分は良くならない。宮之浦港近くの益救神社にも行きたかったのだが、その元気は無かった。
　乗船時間が近づくにつれて人も多く賑わってくるので更に気分は厳しい。

　そして乗船時間に。島の影が遠くなっていくが、気分が悪くて感慨にふけるという余裕は無かった。
　二時間の乗船時間で何度とトイレに行っただろう。
　そんな気分の悪さに苛まれながらも鹿児島港に到着。本土に戻ったものの、今の時刻は14時。この時間から帰路につくには遅いので鹿児島観光だ。
　気分が悪くても食べられる物…という事で鹿児島名物の「白くま」が思いつく。その本店に行ってみる。

　鹿児島市の繁華街・天文館の中にある天文館むじゃきが本店であるという。
　店はかなり賑わっている。それも多くの人が白くまを食べているのだが、本来は中華料理の店だとか。

　キメの細かい氷が口に入れるとふわっと融けます。練乳が甘いかと思ったが、フルーツも多いので味に飽きない。かなり大きいがなんとか完食。




天文館むじゃきの店前にて


天文館通り

　甘い物を食べて体調も回復。色々と目を向ける余裕が出てきた。温かいものが食べたくなったので鹿児島ラーメンの店に行く事に。

　歩いていると行列があったので、ココに入ってみる。なんとなく、屋久島に居たであろう人も何人か見受けられた。
　ラーメンは味が濃かったが、それより餃子がウマかった。

　これで体力も回復。鹿児島市内観光に。

　

続く・・・

　  

  

　

　さっきまでの遊歩道から一転、本格的な山道となった。
　自分も全ての荷物を背負っているのでかなりハードだ。天候も雨が降ったり陽が差したりと、猫の目のように変わる。




　蛇紋杉

　蛇紋杉の所で休憩していたら、街を歩いているギャルのような女の子二人組が。足元はサンダルだ。さすがに気になったのか、近くに居た人が声を掛けると更に山奥の太忠岳まで行ったとか。たまたま歩いていて後ろから抜かされたのだが速い速い。何者だったのだろうか。








（母子杉）

（三根杉）

（岩を抱いてしまっています）



（枝の上からも木が生えつつあります）





（一瞬、ビックリしました。サスペンスドラマのような光景です。）

（堂々としたヤクシカです。）

　こうしてヤクスギランドを後にし、バスにて下山。
　安房地区にて下車するとそれまでの山の空気から一転、蒸し暑い。一気に汗が噴き出す。

　食料を購入しようとスーパーへ。都市化した現代ではなかなか体験した人は居ないと思うが、小さな商店で限られた商品しか選べないというのは非常にストレスがたまる。数多くの品物を選べるというのは物凄くストレス解消になるのだ。
　スーパーという所は地域色が色濃く表れる所である。ここでは、「揚げ餅」・「鶏刺し」・「チキン南蛮」・「三岳（地焼酎）」を夕食に購入。その場ではアイスと炭酸飲料をあおる。
　スーパーに「屋久島ラーメン」との暖簾を見たのだが、準備中で入れなかったのが残念。

　重たい買い物袋を提げて再び歩く。
　今までキャンプだったが最終日くらいは、ということで宿をとっておいた（コテージ・森のこかげ）。
　チェックインして風呂に入ると、もう暗くなっていた。暗くなるとやや肌寒い。
　月明かりに浮かぶ愛子岳を眺めつつ、久しぶりの焼酎をやりながら屋久島最後の夜を過ごした。
　
　

続く・・・