不尽み逸品堂

上記の広告は30日以上更新（記事投稿）のないブログに表示されています。  

　本日18時半より講演致します。

　　内容は「海越え、果つる地まで　雄飛と絶望の移民史」です。



日本が開国を迎え諸外国との交流が始まると、多くの日本人が海外へと渡り懸命に働いた。遠い異国の地で成功を掴んだ者、絶望に打ちひしがれた者、悲喜交々の姿があった。
ハワイ、アメリカ、南米、満州・・・明治以後に国策として進められた移民の歴史を語ります。

　「明治時代・開拓・移民・プランテーション・近代史・人口論」に関心がある方にオススメ。

　参加費：700円。

　時間：18時30分から

　開催場所はコチラ・沼津市原の高嶋酒造にて


　※駐車場がありません。公共交通機関での来場をお願いします。（JR原駅から徒歩５分）

　※申し込みは高嶋酒造へメールでお願いします。「info★hakuinmasamune.com」（★を＠に換えて下さい。）
　

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

　

先回の続き…

　権堂地区は、元々は善光寺の参拝客を対象とした遊郭があった事から、裏通りにはいわゆる「夜の街」がある所。







良い感じです。


殴る気マンマンな。

なんとなく女性を盾にしている気がします。

夜の街の一帯から出て大通りに出る。

ステンドグラスが凝っている趣ある公衆トイレ


カーレライス・・・


「時・空・音」という路上作品


元々は川だったことから河童の像である。


夢のレストランへようこそ！（何かWorking!を思わせるノリです。）


色々とツッコミどころはあるが、一番は店名がダジャレではなかろうか。

寛永元年というから西暦1624年の創業！

老舗ながら親しみ溢れる看板


こうして長野駅に。


　16:05長野発､
　16:24稲荷山駅で停車時間長し。何かトラブルか？

　姨捨手前はスイッチバックがある。

　停車時間が長いからか、降りて写真を撮る人も多い。

　長野盆地を一望である。

　19:10甲府着。
　甲府駅にてお弁当を購入。タイムセールで非常に安かったので、明日の分も合わせて4種類も買ったのに800円少々である。
　19:31甲府発


　21:32甲斐大島にて停車時間長し。対向車が鹿と接触し遅れ。この車両が富士まで行く最後の車両なので、非常に不安になった。
　時間的には関東圏に行くよりも早いが、夜はこのような事態があるので、最終列車は乗らない方がリスク回避と判断。

　22：39富士着。23:16～23三島　帰宅へ。
  

4月26日、静岡市のくればにて「桃介と安左エ門　水の王と炎の鬼」についてお話させて頂きました。

　お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
　

　講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
　
　書名／著者
　「鬼才　福沢桃介の生涯／浅利佳一郎」

　「自叙伝　松永安左エ門／松永安左エ門」

　「木曽谷の桃介橋／鈴木静夫」
　
　「耳庵　松永安左エ門／白崎秀雄」

　
　
　ご参考にしてください。

※次回は5月17日14時から「和魂の才　成熟社会の江戸科学」と題し、江戸時代の科学技術についてお話しします。  

　本日14時より静岡市のシニアライフ支援センター「くれば」にて講演致します。

　内容は「桃介と安左エ門　水の王と炎の鬼」です。



　貧しい生まれながらも福沢諭吉の婿養子となった福沢桃介、壱岐の大商人の跡取りだった松永安左ェ門の二人は株式相場や虚業に手を染めながらも、その資金で電力事業を軌道に乗せ、大きな影響を持つに至る。
　時局が戦時体制に移りゆく中でも二人は自由主義経済を訴え、自らの信念を貫き通した福沢と松永の生涯を追って行きます。

　会費：500円（お茶付き）。

　「産業史・電力事業・大正時代・株式相場・戦後復興・」に関心がある方にオススメ。

　会費：500円（+ワンオーダーをお願いします）。


　開催場所はコチラ・静岡市両替町2丁目3－6大原ビル１Ｆ　シニアライフ支援センター「くれば」
　


　申し込みはコチラから。054（252）8018
　もしくはオーナーメールで直接お願いします。


　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました
  

先回の続き・・・

　権堂商店街という昔ながらの商店街。


　商店街の入り口にある往生院

　空海が善光寺を訪れた際、この地に創建した。法然上人や源頼朝も訪れている。
　源頼朝が善光寺を造立した際、善光寺如来をこの寺に遷していた時期に権堂と呼ばれた事から、権堂という地名となった。

　子豚のマーク・・・


　しおかつおと掲げたラーメン屋

しおかつおとは西伊豆の塩鰹だろうか？
西伊豆と諏訪地域の寒天づくりの交流は知ってるけど、長野地域はどうなんだろう。

　脇道にある土蔵造りの建物が連なっている所が歯抜けになっている


相生座という映画館

訪れた時は知らなかったが、建築では国内最古の木造映画館であるという。


　一般的なシネコンではやらない良質なドキュメンタリー映画を上映している中のアニメ展開も素敵である。



老舗感が伝わります。


ココは気を吐いているとこです。

キャラクターの模写とか大丈夫かなと思いますが、上手い配置です。

　権堂商店街のシンボル・勢獅子（きおいじし）

　勢獅子（きおいじし）は、江戸時代の天保年間からと伝えられる。当時、正月と祇園祭りには木造り獅子を悪魔払いと称して、町内各所で舞い暴れたと伝えられ、弥栄神社御祭礼の際に屋台巡行と併せて舞われるほか、善光寺御開帳などの際にも舞われるなど、長野祇園祭りの名物となっている。
　獅子は大型のものに造り変えられ、現在では重さが約三十数㎏の獅子頭となっている。市の指定無形民俗文化財。

続く…。

  

先回の続き…。

　長野駅前の如是姫像

　天竺の姫で、父が生まれ変わって本田善光という者になり、物部氏によって捨てられていた仏像を引き上げて、現在の善光寺の地に運び安置したのが、善光寺の始まりだという。

　やはり長野は信州味噌である。


　長野にも静岡おでんのお店


アルプス温泉・・・とはありますが銭湯の様です。でもよい雰囲気。


オリンピックのカラーリング


小坂善太郎像

長野市出身の政治家。労相、国家公安委員長、外相、経企庁長官など。新幹線やオリンピック誘致に尽力した。
平成4年の立像。

今や珍しい円形ビル


本屋でも新幹線についてが注目されています。




　駅前は再開発ビルやオフィスビル、デパート、ホテル等が集積しているが、善光寺に近づくと、味噌を始めとする土蔵造りの店舗や石造りの建物も多く、所々に小さな祠が点在する門前町らしい風情を漂わせる。






コチラの「すや亀」味噌店で色々と購入。

看板にあった「焼きおにぎり」に魅かれたのであるが、それが無かったのが残念。

老舗な模型店




権堂商店街というアーケードの商店街があったので、そこへ入ってみる。

続く…。

  

先回の続き…

　駅で待っている時から、先程買ったコロッケなどを食べる。「バカウマ」なスパゲティと唐揚げであるが、唐揚げの味付けが妙に甘味があってちょっと口に合わず。

　新井駅から次の二本木駅でスイッチバックがある。昨日は夜間だったので見れなかったが、乗車した所が先頭車両だったのもあって運転士さんを見てみると、やはり後ろを向いていた。


　午前中は天気が良かったものの、次第に雪雲が現れ吹雪に。



　その中で妙高高原駅に到着。


　13:10妙高高原にて、えちごトキめき鉄道としなの鉄道の境界となっているので、ここで乗り換える必要がある。


　この駅でも地元の婦人会?の方たちが、雪の中で踊って歓迎の式典が行われていました。


　この駅からはしなの鉄道。このしなの鉄道も、元はと言えば長野新幹線開業に際して並行在来線である信越本線の軽井沢～篠ノ井間を承継した第三セクターの鉄道会社である。
　この時も、同路線で運賃収入が見込まれる長野～篠ノ井間はJR東日本の運営で、赤字と思われる路線だけ付け回されているという事が話題になった。
　妙高高原～長野間はしなの鉄道北しなの線となった訳だが、しなの鉄道として長野～篠ノ井間が挟まれている事で飛び地路線となっているため、ここでも細かい乗り換えが必要な事になる。

　長野県に入ると天気は良く、黒姫から晴れて窓越しに入ってきた日光が暖かくて居眠りしている間に、13:55長野駅に到着。


　長野駅で次の列車の時間を見ると二時間先。それに対して特急は一時間に一本、新幹線は一時間に四本あります。
　先に行きたければ新幹線に乗れ、という事でしょうが、そもそも行先が新幹線で通じていない所ではどうすれば良いのだろうか。

　そこで次の列車まで駅周辺を散策する。長野駅でも新幹線開業に合わせたイベントが行われており、駅は非常に賑わっている。




　やはりオリンピックで世界にも知られているからか、外国人観光客が多い印象です。
　長野駅は新幹線の北陸への延伸によって、「長野新幹線」から「北陸新幹線」という名称に変更となった事での知名度低下と、通過駅になってしまうという懸念があります。
　北陸新幹線延伸により、観光やビジネスが金沢へ流れるのではないかと、マイナスの影響も意識されている。そもそも長野新幹線開業時も、利便性から観光客も増えたが、一方で完全に日帰り圏になったことからホテル経営の悪化や、大手企業の支店・営業所の撤退による地域経済のマイナス面があった事もあり対策を講じている。
　長野県は新幹線沿線駅の利用者を現行の年間５３０万人から、延伸後の平成27年度は80万人増の６１０万人を目標に、平成26年度から観光誘致への取り組みを本格化しているとの事。北陸新幹線に関連する観光ＰＲ予算として平成25年度の8倍超の約6千万円を盛り込み、このうち3千7百万円を北陸地域での観光ＰＲに投入する。首都圏、関西圏でのＰＲも強化したと言います。
　そう言えば、長野駅構内の土産物でも、長野県のキャラクター・アルクマと北陸各県のキャラクターがコラボした商品もありました。

　その長野駅も、長野オリンピックの際に建てられた駅舎を今回の北陸新幹線開業に合わせて改築となりました。



　大きな庇と木目風の外観が特徴で、何となく旭川駅に似ています。駅ビルにも百を超える店が入る。
　余談ですが、長野オリンピックに合わせた新駅舎の為に解体されてしまった昭和11年建築の寺院型駅舎は見てみたかったなぁ。
　
　では、駅周辺を散策する。

続く・・・

  

　５月１２日18時半から沼津市のLot.nにて行います。


　内容は「青ヶ島還住　ふるさとを取り戻す闘い」です。



　伊豆諸島の有人島として南端に位置する青ヶ島。伊豆諸島の中でも自然の地形に恵まれ、餓え死にする者が居ない豊かな島だった。
　江戸時代、その豊かな島を火山の猛威が襲い島民の多くが死に、生き残った人々は八丈島へと避難を余儀なくされた。避難から数十年に亘る帰島への道、荒れ果てた島を取り戻していく苦闘を追って行きます。

災害史・危機管理・伊豆諸島・海上交通に関心がある方におすすめ。

　会費：1000円（ドリンク付き）

　時間：18時半から

　開催場所はコチラ・沼津市上土町10　（それまでの店舗の道向かいです

）　　

　※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。

　申し込みはオーナーメール、もしくはLot.nさんへ直接来場ください。
　

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

先回の続き・・・

二本木駅から商店街を抜けると、人家が見えなくなりやや不安になる。
歩いていると、「小出雲坂と松並木」という説明板が立っている。それによると、小出雲坂は上越市中郷区板橋と妙高市小出雲の間にある坂のことで、かつて「越後見納め小出雲坂よ」と歌われたように、（今は逆に進んでいるが、）この場所が高田平野を一望できる最後の場所だったという。

賀茂神社

湧水があるらしい。

興雲寺

渡嘉敷勝男氏の講演があるようだ。

やがて、人家や商店が現れてきて、新井の市街に入ってきた。
ちょうど腹が減って来たので、ご飯処が無いかと思っていたら、肉屋を発見。


ここまでウマイと煽られたら行くしかないでしょう。


いつもの様にコロッケとメンチを頼むと、揚げるのにやや時間が要るというが、少々疲れていたので、休みも兼ねて注文する。（店内撮影は許可を得ました。）

店内も煽りまくりである。ということで、スパゲティと唐揚げも追加注文。

１５分ほどでコロッケ＆メンチ（ここでは関西風にミンチと表記。）が揚がり、再び歩く。

上町延命地蔵

江戸時代の初め、地蔵堂の尼僧がため池で人の呼ぶ声が聞こえたので、池を浚って見ると地蔵尊が二体出てきたので是を祀った処、参詣した人に御利益があったので、次第に信仰する人が増え、明治に入ってお堂を建立したいう。

妙高市役所


市役所からすぐ近く、新井駅に到着

例の如く新幹線とえちごトキめき鉄道開業を祝う飾り提灯で彩られています。

　地元新聞社の方が号外を配っており、一番列車の新幹線が撮影された紙面でありました。


　本当はここで直江津へ向かう予定であったが、その列車に五分ほど遅れてしまい、次は一時間近く後。それだと今日中に帰宅できない。
　折角なので上越妙高駅から新幹線に乗るのも一興かと思ったが、開業日もあって乗車できない。そこで、えちごトキめき鉄道の路線で長野駅へ行く事にする。


　昨日まで信越本線であり青春１８きっぷが使えたのであるが、長野までの切符を購入しようとしたら、クレジットカードが使えない。多分、昨日まではJRだったから使えたのではなかろうか。

　駅の待合室には、市の職員？の方が新幹線とえちごトキめき鉄道開業に際しての寄せ書きを書くようにと客に促していて、内容を見ると「新幹線が出来て嬉しい」というのが大半ですが、中には地域経済が沈下するのでは、という懸念もあった。

　イベントの一環で氷中花？が飾られていた


　妙高高原行に乗車。車両自体は信越本線と変わりありません。


ただ、ほぼ同時刻に来た直江津行は既に新しいカラーリングになっていたのもあって、多くの鉄道ファンが撮影していた。
　

12:40　新井発

続く…

  

　5月10日15時より散歩かふぇ　ちゃらぽこにて講演致します。

　　内容は「大洋を越える運命　音吉・ラナルド・栄之助」です。


（漂流後、通訳として来日した時の音吉）

　漂流して北米大陸に漂着した音吉。彼は日本に帰国する事が出来なかったが、上海に住む国際人として多くの日本人漂流者の帰国に尽力した。
　音吉と出会い、日本への好奇心を持ったアメリカ人・ラナルド＝マクドナルドは日本へ密航して日本人に英語を伝え、アメリカへ日本を伝えた。
　マクドナルドに英語を学んだ森山栄之助は、諸外国との交渉時に日本の国益を守るためにその英語力を発揮する。
　日本の開国に少なからず関わる事になる三人の交錯する運命についてお話しします。

　「江戸時代末期・漂流事件・北アメリカ史・英語教育史」に関心がある方にオススメ。


　会費：1500円（ドリンク付き）

　時間：15時から

　開催場所はコチラ・


　※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。


　申し込みはオーナーメール、もしくはちゃらぽこさんへ直接お願いします。

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

とある会合で和菓子が配られた。

　何気なしに眺めていたら、ローカルもローカルな名称と、絵柄に引き込まれた。

　まだまだ知られていない、ローカルなものがまだまだあるのではないか？
　これを見てから、和菓子屋巡りが始まったと言っていい。
　洋菓子と比べ、その土地の歴史や風土、産物と、和菓子にはローカルな情報が詰まっている。それでいて、現在の材料を使ったりと、常に革新している。

　私は街歩きをする際、和菓子屋をまず尋ねる。和菓子屋には老舗が多く、様々な歳時記に合わせた菓子を作るため、街の様子を見ている。そこには街の様々な情報が詰まっているからだ。

溝口梅花堂（富山県南砺市城端４８３）

廓龍山最中

城端の中心・善徳寺を模した最中。


坂のまち　城端百景


水車の小径


桜が池公園　自遊の森


都久波禰（つくばね）

自遊の森・都久波禰、共に南砺市に在る公園を模しています。  

先回の続き…

踏切を渡ると二本木宿に入ったようだ。

中郷村道路元標

国や県単位での道路元標は見た事ありますが、村の道路元標というのは初めて見ました。



ブロック塀に熱が蓄えられて、その周りから雪が融けているのが見える。


安楽寺

寺伝では、源義家の後胤、竹田伊勢守入道浄貞が蓮如上人の弟子となり、明応六年(1497)信州水内郡大川に居住した。三代浄西の時中頸城郡大鹿に移り、永正十七年(1520)現在の地に安楽寺を構えた。
二本木宿は本陣が設けられず、この寺が本陣として利用されていたという。



サクラカラーとは懐かしい。

コニカのフィルムですね。

明治天皇二本木小休所

明治天皇は前述の安楽寺ではなく、この元松原家で休んだ。

かつては鳴り響いていたであろう半鐘が真っ赤。鉄なのか？


鉄道は段丘の向こう側。


道に雪が積もってるのだが、主要な道ではないとはいえ除雪しないのか？


西側を望む。


山下英雄顕彰碑

どんな人かは分からず残念。

二本木駅

新幹線とえちごトキめき鉄道の開業を祝う催しが行われていた。
そこそこ人が集まってますが、自動車で来場する人の為の駐車場が設けられていて、鉄道のイベントにも拘わらず地方の足が自動車頼りなのが見て取れます。

続く…

  

　4月12日、散歩かふぇ　ちゃらぽこにて「会津藩　守り続けた真の侍」についてお話させて頂きました。

　お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
　
　講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
　
　書名／著者
　「シリーズ藩物語　会津藩／野口信一」

　「カメラが撮らえた会津戊辰戦争／新人物往来社」

　「カメラが撮らえた新島八重　山本覚馬　新島襄／新人物往来社 」
　
　「会津藩　斗南へ／星亮一」

　「名君の碑　保科正之の生涯　／中村彰彦」
　
　
　ご参考にしてください。

※次回の散歩かふぇ　ちゃらぽこでの講座は5月10日15時から　「音吉　ラナルド　栄之助　大洋を越える運命」と題し、幕末の日本開国の裏にあった、江戸後期に起きた漂流事件から連なる太平洋を越えた人との結び付きとについてお話しします。  

　本日10時半より散歩かふぇ　ちゃらぽこにて講演致します。

　内容は「会津藩　守り続けた真の侍」です。



　江戸時代、会津藩は徳川御三家に次ぐ家格とされ、藩祖・保科正之から蝦夷地警護、幕末の江戸湾警護、京都守護職など、御三家以上に幕府に忠義を果たした。
　武士の中の武士と言える会津藩の歴史と、その精神を生んだ背景についてお話しします。

　「会津藩・江戸時代・蝦夷地警護・海防・教育史・武士道」に関心がある方にオススメ。


　会費：1500円（ドリンク付き）

　時間：15時から

　開催場所はコチラ・


　※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。


　申し込みはオーナーメール、もしくはちゃらぽこさんへ直接お願いします。

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

先回の続き…

　関山神社から北国街道に沿って直江津方面へ歩いて行く。
　天気が良い事もあって、至る所で雪が融けているのと、個人宅でも消雪パイプを用意しているのもあって、道は水びだしである。

　国道からやがて離れて行き、雪が積もっているのもあって静かだ。
　

雪融け水が集まって来るのか、用水路は凄い勢いであった。


個人宅でも雪除けを作っている。




遠くに妙高の山々を望みます。











ご当地マンホール


漆間與三郎翁の碑

漆間與三郎は明治後半の当地・中郷村の村長。
大正6年、日本電気亜鉛を誘致し、現在の日本曹達二本木工場に繋がる。しかし、工場の煤煙により公害問題が発生し、工場側との交渉を行い補償を勝ち取った。
その後、名誉村民一号に。

道祖神でしょうか


片貝縄文資料館

元は小学校の建物。覗いて見たかったが、冬季は予約のみという事である。

筆塚

津藩の槍術指南役で浪人中であった公田権右衛門と和五郎親子が、当地で村民に文字や書、詩歌の手ほどきをした徳をたたえ、村民が嘉永3年(1850年)4月に造立したものです。







踏切の名は北国街道踏切でした。

続く…。

  

　4月30日18時半より講演致します。

　　内容は「海越え、果つる地まで　雄飛と絶望の移民史」です。



日本が開国を迎え諸外国との交流が始まると、多くの日本人が海外へと渡り懸命に働いた。遠い異国の地で成功を掴んだ者、絶望に打ちひしがれた者、悲喜交々の姿があった。
ハワイ、アメリカ、南米、満州・・・明治以後に国策として進められた移民の歴史を語ります。

　「明治時代・開拓・移民・プランテーション・近代史・人口論」に関心がある方にオススメ。

　※高嶋酒造での講座は毎回最終週水曜日となってますが、祝日に当たるので一日遅れます。

　参加費：700円。

　時間：18時30分から

　開催場所はコチラ・沼津市原の高嶋酒造にて


　※駐車場がありません。公共交通機関での来場をお願いします。（JR原駅から徒歩５分）

　※申し込みは高嶋酒造へメールでお願いします。「info★hakuinmasamune.com」（★を＠に換えて下さい。）
　

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

先回の続き…

　翌日。この日は新幹線開業日の3月14日。泊めて頂いた知人の家から


　知人はアルバイトに出るので、その途中にある関山神社まで車に乗せて頂く。

　関山神社

　妙高山を霊山と仰ぐ修験道の道場として繁栄した。



池も半分凍っています。


雪の重なりが層になって見える。


手水舎も雪に埋まってます


この神社には大戦中の重巡・妙高の艦霊が祀られている。

神社を巡り歩いていると、旧海軍時代の艦霊が祀られている所がある。
砲弾の記念碑もあるそうだが、それは雪に埋もれているようで見えない。








鬱蒼とした杉の木から、雪が陽に照らされて落ちてくる雫がキラキラと輝き、素晴らしい参道となっていた。


明治の神仏分離令により別当寺は廃され、社号を関山神社と改称し、県社に列している。

さて、ここからは北国街道を直江津方面へ向かって歩く。

続く…

  

　4月7日、沼津市のLot.nにて「鳥島漂流　沖の大夫たち」についてお話させて頂きました。

　お越し下さった皆さん、ありがとうございました。
　

　講座に当たっての参考文献は以下の通りです。
　
　書名／著者
　「鳥島漂着物語／小林郁」
　鳥島に漂着してしまった事例を遠州人以外も中心に詳細に調べられています。

　「世界を見てしまった男たち／春名徹」
　海外に漂流してしまった人の事例が中心。

　「日本人漂流記／荒川秀俊」
　漂流を気象学的な観点で捉えています。

　「静岡県史／」
　新居の事例を収録

　「新居町人書留帖」
　新居の漂流した事例を様々な資料が収録されています。
　織田作之助の「漂流」も収録されています。
　

　ご参考にして下さい。

　※次回のLot.nでの講座は5月12日18時半から。
「青ヶ島還住　ふるさとを取り戻す闘い」と題し、　江戸時代に起きた、伊豆諸島・青ヶ島の噴火により、島民たちの数十年に亘る帰島への苦闘を追って行きます。
  

本日18時半から沼津市のLot.nにて行います。


　内容は「鳥島漂流　沖の太夫たち」です。



　江戸時代中期、藩の米を積み遠州新居の港を出航した勇ましい大鹿丸。
　彼らは予定通りの航海を経て帰港する途中、大風に吹かれ消息を絶った。
　50余日間の漂流の末、彼らが見たのは荒々しい火を噴く山と無数の巨鳥が飛び交う島だった。
　世界海難史上、最も長い20年に亘る過酷な原始生活を彼らはどう生き延び、どうやって島を脱出したのだろうか


　「鳥島・漂流・海運・新居宿・アホウドリ・江戸時代に関心がある方におすすめです。」


　会費：1000円（ドリンク付き）

　時間：18時半から

　開催場所はコチラ・沼津市上土町10　（それまでの店舗の道向かいです

）　　
　※移転先の営業開始は二月初旬からです

　※駐車場がありません。公共交通機関か近隣の駐車場をお使い下さい。

　申し込みはオーナーメール、もしくはLot.nさんへ直接来場ください。
　

　ちなみに、タイトルの「世間士（ショケンシ・セケンシとも）」とは、民俗学の言葉で「各地で見聞きしたことを故郷に伝え、役に立てる人」という意味です。
　本来は「世間師」が正しいですが、自分で「師」というのもおこがましいので、「士」としました。  

先回の続き…

直江津駅北側

駅北側は直江津地区の中心市街地である。
古くから残る雁木造の商店が軒を連ねているが、雨が強くなって来たのともう暗いのでなかなか撮影が出来ない。


前島密のキャラクター

郵便制度の確立に尽力した前島密は上越の生まれであるという。


駅の南側のモニュメント

放浪記の記念碑

林芙美子作・放浪記の主人公は直江津へ旅立つ場面があるという事で、放浪記の舞台を続けた森光子氏の放浪記公演二千回を記念して建てられた。碑文は森光子氏による。

直江津は新潟県鉄道発祥の地である事を示すプレート。

前述した前島密が明治27年には北越鉄道株式会社の社長に就任し、直江津・新潟間の建設に着手している。
時代の移り変わりで直江津は交通の要衝とは言えなくなってしまった。

特急はくたか

この特急も最後という事で撮影している人が多かった。

こちらは北越急行の普通列車


18:39　直江津駅発

19:21　関山駅着


消雪パイプの水の勢いがあり過ぎて、靴がズブ濡れになるかと思った。


線路の間に水が溜まっていて川の様である。


漫画家・高橋留美子氏が新潟出身である事からであろうか。


関山駅の駅舎

新潟県の鉄道は直江津からこの関山駅までが始まりであった。

ここでお世話になる人と合流し、ごやっかいになる。

現地の人もびっくりする雪の勢いであったらしい。

続く・・・