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2016年11月22日
カモメの詩が聞こえる街 増毛へ ⑦
丸一本間を起こした本間泰蔵が佐渡出身という事もあってか、建築には新潟から大工が呼び寄せられ、襖絵を描いた仙田菱畝(せんだりょうほ)も新潟出身である。
本間泰蔵の長男・泰輔の妻には松前の下国家から迎えたキミであった。前述の通り、松前の下国家とは増毛を知行した松前藩士の家である。婚礼の際には本間が所有する船が函館まで出迎え、その披露宴は4日間に亘って行われたという。キミは昭和恐慌から戦時中、敗戦後の混乱を切り盛りした。
続く…
Posted by かるの at 08:17│Comments(0)
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