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かるの
各地で歴史講座を展開中。歴史を知る事で、人生や地域が豊かになる事を目指して。
フリーマガジン「道の駅」にも寄稿中。
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2013年06月30日

小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み



 先回ではアニメ聖地である事に注目したが、小諸は北国街道の宿場としても栄えた所である。
 そしてその風景はまだまだ失われずに残っている。

 「あの夏で待ってる」の展示が行われていた小諸宿本陣主屋の建物。
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み

小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み

 小諸城の大手門
 小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
 国の重要文化財。城跡は線路を挟んで市街地の反対側にあるが、大手門は市街地側にある。

小諸観光交流館
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
明治時代後期に造られた繭問屋の建物を改装して活用している。

小林商店
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
大正初期の建物。近くには「くらしかる浪漫館」という繭蔵を利用した資料館があり、これも小林商店のもので、蚕の繭が保管されていたそうです。

 城からかつての商家が連なる本町周辺へ。
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み

 清酒・浅間嶽の造り酒屋・大塚酒造
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
 中には酒造史料館(見学無料)があり、島崎藤村、若山牧水、児玉希望等の文人の逸話を残す酒蔵。

藤村の井戸
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
この井戸の近くに小諸時代の島崎藤村の住居があり、朝方に顔を洗う藤村が見られた、との事。

そば七
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
この建物は江戸末期とみられる。明かり取りの天窓や、箱階段なども凝った造り。
当時は料亭として建てられ、後にオンワードの樫山家や志賀銀行として利用された。
しかし、空き屋になっていたこの建物を、美味しい蕎麦の店としたいとの趣旨で多くの町の人が手造りで修繕した。二階には様々なイベントや会合に使える空間がある。

夢や古美術
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
江戸中期の建築。

大和屋和紙店
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み

大和屋和紙店、夢や古美術店、そば七は連なっている。
 
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み

大塚酒造の小売りの酒屋だった建物
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
現在はラーメン屋。それでも外観は守っている。

萬屋骨董店
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
小諸の豪商が力を合わせ、明治十四年に小諸銀行として開設した建物。厚い土壁の本格的な土蔵造り。
一階から立ち上げた袖うだつが凄い。


小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み



北国街道ほんまち町屋館
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
昭和40年代まで味噌・醤油の醸造業を営んでいた旧清水屋を商家の造りを活かし、イベントなどに活用できる。

町屋館の奥のみはらし庭
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
みはらし庭の外側を向くと、浅間連山を望む。
小諸なる聖地のほとり ③宿場の街並み
この風景もアニメに出た、というアピールがありました。


続く…。



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Posted by かるの at 08:04│Comments(0)店主
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