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2009年06月11日
3倍(以上)の速さ!
川重(7012)が大幅反騰、「10秒で大型電池充電」と報道
川崎重工業 <7012>が大幅反騰。買い気配から15円高の231円で寄り付き238円まで上げ幅を拡大し、1月7日の年初来高値226円を更新。昨年11月以来、上値関門となっていた220円台を突破したことで、もう一段上の相場が期待できそうだ。
10日付けの日本経済新聞朝刊が、「(同社と)独立行政法人の産業技術総合研究所は共同で10秒以内で充電が可能となるニッケル水素電池を開発。5年後の実用化を目指す」と報じたことが手掛かり材料。折からのハイブリッド車、電気自動車関連株人気の流れから、電車など大型車両向けではあるが連想買いが広がっているもよう。
自動車向けではリチウムイオン電池が主流となっていくと見られるが、大型車両はスペースに余裕があり、安価で不燃性材料が使用されているニッケル水素電池を高性能化するほうが需要を喚起できると川重は見ているとも伝えている。
株価は、先に鉄道インフラ整備関連株が好人気となるなか、同社株はいまひとつ人気になかったが、ニッケル水素電池10秒で充電との報道には個人投資家などが敏感に反応しているようだ。
株式市場では電池株が非常に賑わっているが、最近はGSユアサに代表されるリチウムイオン電池であった。
とはいえ、まだリチウムイオン電池は開発途上で、発火に対する安全性などがまだ確立されていないのも現実。
そんな中で出てきたのがこのニュースである。
報道では10秒で充電完了とあるが、どれだけの容量を10秒で充電できるかは現段階では解らない。しかし、この方面の技術が進めば電池技術の向上と相まって、かなりの内燃機関を電化できるのではないだろうか。
電気自動車のネックとして、内燃機関の燃料補給に対しての充電時間の長さであったが、10秒であれば燃料補給よりも短い。電車であれば乗客の乗降時間でも可能であろう。ある意味、電車の架線も要らなくなるかもしれない。大型の自動車は電気には不向きと思っていたが、案外早く電化の波が訪れるかもしれない。
容積が大きいという点を考慮しても、まだまだニッケル水素電池の技術向上にも期待できるものである。
※カワサキのコーポレートカラーであるライムイエローにしてみました。
【経済ニュース】 2009/06/10(水) 10:40
川崎重工業 <7012>が大幅反騰。買い気配から15円高の231円で寄り付き238円まで上げ幅を拡大し、1月7日の年初来高値226円を更新。昨年11月以来、上値関門となっていた220円台を突破したことで、もう一段上の相場が期待できそうだ。
10日付けの日本経済新聞朝刊が、「(同社と)独立行政法人の産業技術総合研究所は共同で10秒以内で充電が可能となるニッケル水素電池を開発。5年後の実用化を目指す」と報じたことが手掛かり材料。折からのハイブリッド車、電気自動車関連株人気の流れから、電車など大型車両向けではあるが連想買いが広がっているもよう。
自動車向けではリチウムイオン電池が主流となっていくと見られるが、大型車両はスペースに余裕があり、安価で不燃性材料が使用されているニッケル水素電池を高性能化するほうが需要を喚起できると川重は見ているとも伝えている。
株価は、先に鉄道インフラ整備関連株が好人気となるなか、同社株はいまひとつ人気になかったが、ニッケル水素電池10秒で充電との報道には個人投資家などが敏感に反応しているようだ。
(ストック・データバンク&チャートブック編集部)
株式市場では電池株が非常に賑わっているが、最近はGSユアサに代表されるリチウムイオン電池であった。
とはいえ、まだリチウムイオン電池は開発途上で、発火に対する安全性などがまだ確立されていないのも現実。
そんな中で出てきたのがこのニュースである。
報道では10秒で充電完了とあるが、どれだけの容量を10秒で充電できるかは現段階では解らない。しかし、この方面の技術が進めば電池技術の向上と相まって、かなりの内燃機関を電化できるのではないだろうか。
電気自動車のネックとして、内燃機関の燃料補給に対しての充電時間の長さであったが、10秒であれば燃料補給よりも短い。電車であれば乗客の乗降時間でも可能であろう。ある意味、電車の架線も要らなくなるかもしれない。大型の自動車は電気には不向きと思っていたが、案外早く電化の波が訪れるかもしれない。
容積が大きいという点を考慮しても、まだまだニッケル水素電池の技術向上にも期待できるものである。
※カワサキのコーポレートカラーであるライムイエローにしてみました。
Posted by かるの at 08:09│Comments(0)
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