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2016年07月11日
石油の里へ ②
駅内にあった観光案内所にて、長岡市内に石油採掘の跡が見られる所はあるかと聞いたが、博物館などで資料の展示があるものの、遺構として保存されている物は無いとの事だった。
長岡市は石油採掘の中心地でもあった所なのだが、ないのか・・・
駅正面に見えるのは、三尺玉花火のモニュメント。

三尺玉花火のモニュメントの側から駅舎を望む

コチラは火焔土器をモチーフにしたオブジェ

「郷土の偉人」を紹介する案内板でこの人発見。

ENEOSブランドでガソリンスタンドを展開する現在のJXホールディングスの前身会社の一つ、宝田(ほうでん)石油の創業者・山田又七。この宝田石油に関してはネット上でも記事をさほど見つけられなかったので、このように現地で知りえる情報に触れると真に来た甲斐があるというものだ。
他には幕末の長岡藩家老・河井継之助や東洋大学創始者の井上円了、太平洋戦争の軍人・山本五十六などなど。
長岡城本丸跡

そもそも、JR長岡駅は長岡城の本丸があったところに建設されたとの事。その為、長岡駅大手口と呼ばれている。
長岡藩は幕末の戊辰戦争の時に、中立を宣言していたものの新政府軍に攻撃され、長岡城下は戦場に。激戦の末、自ら最前線に戦っていた河井継之助は戦死、長岡城下は壊滅状態になり、城も廃城に。
更に、明治新政府は長岡城本丸跡に長岡駅を建設した。
「沼津と同じ位に城の名残が無い」と聞いた事があったが、こういう事だったのか・・・。
次発までの時間、少し歩いてみる。雨が降っているが、やはり雪国だけあってアーケードなどが充実しているので傘を差さずとも歩ける所が多い。

近くに長岡震災アーカイブセンター きおくみらいという、中越地震についての展示施設があったので入ってみたが、申し訳ないが見るべきものは無い。
本棚に長岡市史などがあったので、少々見て再び外へ。
正しく火焔土器のモニュメント

アオーレ長岡

長岡市役所本庁舎、アリーナ、市民交流ホールなどが入っている複合施設。
「アオーレ」というのは、長岡の方言で「会いましょう」を意味する「会おうれ」から来た、とのこと。
ちなみに、この近辺が長岡城二の丸だったとか。
その近くのベンチ

近隣のゆるキャラ?

なかなか老舗感のあるレストラン

駅に戻ると、良寛の銅像。

待ち合わせ場所になっているのか、何組か落ち合う風景が見られた。
さて、この辺りで腹が減ったので、折角なので新潟のB級グルメというイタリアンを食べに行く事にする。
当初はイタリアン発祥のみかづきという店の本店に行こうかと思ったが、長岡市にも駅から20分ほど歩いた先の商業施設に支店があるのでそこへ行く事にする。
夜桜をライトアップ

雨は止んだものの、風が強く傘が不安になるほど。
そして到着。イタリアン注文。

焼きそばにミートソースかけた感じですね。
駅に戻り、列車に乗りこむ。長岡から新潟、そして新発田方面へ。
西新発田駅にて下車し、15分ほどあるいてネットカフェへ。宿とする。
Posted by かるの at 08:16│Comments(0)
│店主