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2008年05月17日
富士歴史講座・第一回
富士市にて歴史講座を聴いてきました。
内容は「富士山と仏教信仰」(立正大学名誉教授・中尾堯氏)
印象深かったことを挙げますと…
静岡の人間は普通に富士山綺麗だな、という認識だが、山梨側では富士山のために南風が吹かない、水不足になる、湧き水は冷たすぎて扱い辛いなどの嘆きの言葉が多いとか。
それに作物の生産収量が少ないため、取り立てる側も計量の容器を他の地域より大きくしているだとか。
宗教の基本は巡礼つまり旅ではないだろうか、旅により普段と違うものを見聞きすることで、「神(特定の宗教上のではなく)」を見出してゆくのだと。それはスペインのサンチャゴもチベットも変わらないと。
四国が八十八箇所巡礼の地となったのは、まず瀬戸内海を越えるという所で、日常との「隔絶」から入ったのではないか。
所々、仏教に偏りが見られる話が多かったけど、この巡礼の話は真に迫っているものを感じました。
私も色々と旅を重ねましたが、各地を見て廻って地元の長所と短所に気付いたのと、地元の為に出来る事はなにかと考えました。
内容は「富士山と仏教信仰」(立正大学名誉教授・中尾堯氏)
印象深かったことを挙げますと…
静岡の人間は普通に富士山綺麗だな、という認識だが、山梨側では富士山のために南風が吹かない、水不足になる、湧き水は冷たすぎて扱い辛いなどの嘆きの言葉が多いとか。
それに作物の生産収量が少ないため、取り立てる側も計量の容器を他の地域より大きくしているだとか。
宗教の基本は巡礼つまり旅ではないだろうか、旅により普段と違うものを見聞きすることで、「神(特定の宗教上のではなく)」を見出してゆくのだと。それはスペインのサンチャゴもチベットも変わらないと。
四国が八十八箇所巡礼の地となったのは、まず瀬戸内海を越えるという所で、日常との「隔絶」から入ったのではないか。
所々、仏教に偏りが見られる話が多かったけど、この巡礼の話は真に迫っているものを感じました。
私も色々と旅を重ねましたが、各地を見て廻って地元の長所と短所に気付いたのと、地元の為に出来る事はなにかと考えました。
Posted by かるの at 02:29│Comments(0)
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