no">
2015年05月01日
石川県能登町・酒垂神社
ある時は信仰の場であり、ある時には教育の場であり、ある時には経済の場である。
神社にはその土地の歴史が詰まっている・・・。
ここでは私が尋ねた神社を紹介します。

酒垂神社は石川県能登町字宇出津ウ141に座する神社で、旧社格は郷社である。

祭神は大山祇命 倉稲魂命 応神天皇 神功皇后 菅原大神 稲背脛命

伝承によれば、この神はアイの風に酒樽に乗って漂着したと伝えられていることから酒垂神社と呼ばれる。アイの風とは地元では北東方向からの風を言い、春先に特徴的であるという。春祭りには往時をしのんで必ずアイの風が吹くのだという。


漂着地点に鳥居が建てられていたと言われているが、海の埋立てとともに移設され今は本来の場所ではない。しかし、今でも「御旅所」と呼ばれ、神事には重要な役割をもち、漂着場所から旧社殿地(現社務所)までの地域を地元の人々は 聖地としていたという。


平安時代の初期、仁明天皇の御代に創建したと社伝は伝える。

例大祭は4月第3土・日曜日。
宇出津曳山祭りとして、人形が飾られた2台の曳山が宇出津の町を曳きまわり五穀豊穣を祈願する春祭りである。
高さ6m、幅8mの巨大な曳山が、「角廻しの木遣り」に合わせて見事に廻るさまは圧巻。
境内からの景色

今までの訪ねた神社をマッピングしました。ご参考にして下さい。
より大きな地図で
Posted by かるの at 08:17│Comments(0)
│神社探訪